絶好調アンジョスと陰りのディアス
On FOX 13のセミにて、ファン垂涎のライト級好カードが行われる。ライト級3位のアンジョスと同級14位のディアス。元王者ベンヘンを一蹴したアンジョスとしては、サクッと勝利してタイトル戦へ行きたい所。対する最近のネイトに、陰りが見え始めていると感じるのは私だけだろうか?オールラウンダー対決を制してタイトル戦へ名乗りを上げるのはどっちだ
柔術家が到達した究極のオールラウンダー
ハファエル・ドス・アンジョス、ライト級3位。格闘王国ブラジルが誇るライト級エースは最近絶好調だ。アンジョスは、ご存じの通り元ライト級王者ベンヘンをKOし、世界に衝撃を与えた。飛び膝→スプロール→左フック→パウンドの流れは美しく、彼の評価をさらに高める事に。2012年以降8勝1敗と素晴らしい戦績を誇っている。その1敗もあのヌルマゴメドフに付けられたもの。
UFC参戦当初からオールラウンダーぶりを発揮していたが、強豪相手には取りこぼしが目立っていた。中でも、スティーブンスのあの豪快なアッパーでのKO負けは、彼の胸を深く傷つけと思う。チバウ戦で敗れて以降5連勝を達成。ムエタイ×レスリング×柔術が高次元で融合され、柔術家は究極のオールラウンダーになることに成功した。
ネイト相手に躓く可能性は低いが、ディアスのリーチのあるジャブは警戒しなければならない。地味に効いてくるし、判定での印象が悪くなるからだ。常に的を絞らせないように足を使い、得意のグラウンドで勝負するのもいい。圧倒的な試合をしタイトル挑戦をアピールしたい。
悪童弟は再びタイトルに絡めるのか
ネイト・ディアス、現在ライト級14位。ベンヘンにタイトル挑戦し、判定で敗れ、さらにトムソンにKOされ、ネイト・ディアスは終わったと思った。しかし、パンチドランカーのメイナードを滅多打ちして復活をアピールする。彼の武器は兄譲りの特徴的なボクシングだ。ディアス流ボクシングで幾多の強豪を葬ってきた。日本のスーパースター五味隆典、今乗りに乗るセラーニもボコボコにしてる。ただディアス流ボクシングで優位に立てなかった場合、彼は負ける。ドンヒョン、マクドナルド、ベンヘン、トムソン戦、それら全てがそうだったと思う。負けパターンが確立されてしまってるファイターだ。スタンドで優位に立てなかった場合は、過去に猛威を奮った柔術技で光を見出すしかない。
タイトル戦を見据え、自信漲るアンジョスと、己のスキルをフルに使い勝利への糸口を見つけたい悪童弟だ。



