1960年代、1970年代の趣味の雑誌が非常に充実するようになりました。

 

書いてある情報はとても古いですが、今まさに取り組んでいる事と内容はあまり変化ありません。

たとえばアナログレコードを高音質で聴くためにどうすればいいのか、とか

たとえばオーディオ機器を正しく部屋にセッティングするにはどうすればいいのか、とか

 

むしろインターネット上に存在しない情報があふれています。

数十年かけて劣化したモノではなく、新品として販売されていた当時モノについて

感じたこと、意図したことが書かれているので当たり前ですが。

それらがとても新鮮で、勉強になります。

 

今は商品レビューが主で使いこなし(使い方)を正しく理解し解説するほうが希少です。

正しいようで間違っている(と分かる人には分かる)情報も中にはあります。

 

しかし判断する材料に欠きます。

またそもそもいくら検索しても出てこない情報の方が多いのです。

 

 

絵柄が古いといって昔のアニメを見もせず否定するように、こうした紙媒体の古い情報も

価値を判断する人間がいなくなり、廃棄処分されているのが現状です。

誰か電子書籍化してくれないかなあ。