ハードオフとは、簡単に言うと「ハード系(テレビ、ゲーム機、オーディオ、カメラ等)」に特化したリサイクルショップチェーン。
ブックオフが最初は本と音楽CD、DVDなどを取り扱うことに特化していたように、用事のある人にはとてもありがたいお店です。
(スーパーバザーという新形態のお店ができてから、お互いの垣根は無くなりつつあります)
具体的には「専門店じゃないので商品チェックや値付けに抜け漏れがあり、見る目のある人間には穴場」だからです。
買取に持ち込む人間からすると、本来は高値で取引される商品が二束三文で買いたたかれる可能性が高く、
しっかり利益を得たい人には向いておらず、分別してゴミと買取希望品とわけるくらいなら面倒なので玉石混交のまま
さっさと処分したい人に向いています。
親切丁寧に買い取ってくれるのと、お店の中はきれいでガンガンBGMがかかり一度足を運ぶと二度と忘れません。
あくまでもブックオフみたいなお店、としてですが。
いつ頃からか覚えていませんが、ハードオフに行かなくなりました。
全くではありません、しかし休日をすべて使った「ハードオフツアー(ひたすらハードオフだけ巡る買い物旅」や
1日に何回も足を運び、商品化直後の品物をめぐって苛烈な競争をしたりといった行為はしなくなりました。
なぜなのか?
気のせいかもしれませんが、店頭で購入できる品物の質が変わりました。
自分の中で品物の情報(メーカー、定価、スペックなど)と販売価格と販売状態を天秤にかけたときに
過去の膨大な買い物の記憶に照らし合わせて、購入する頻度は明らかに減りました。
明確な表現は避けますが、お察し頂ける状況かと思います。
廃棄処分費より、どんなに安価でも売り切ってしまったほうがいいと判断された品物や
買取を促すためと売り場を埋めるため、わざと残留するように配置された品物など
これまでのようなイチかバチか、非常にスリリングで結果の出るギャンブル性は無くなりました。
内容に対して妥当な価格の物が、並んでいます。
*個人の感想です、指し示す根拠はありません。
元々めちゃくちゃ高額だったり希少価値の高い品物が、中古品やジャンク品(どこか壊れている現状渡し品)で
どのタイミングで並んでいるか分からないが、運が良ければ巡り合うことができて相当な満足感が得られる
かもしれない。そんな足を運ばないと何が起きているのか分からない、ワクワクする場所でした。
今はそうではなくなっていると感じています。
抜け漏れが無くなり、適正な販売が行われるようになりとても良いことですが
ただ残念だなと思います。
ちなみに転売屋との闘いは、以前ほどありません。
彼らのほうが品物に敏感で利益の事しかないので、一定期間うまみが無いと判断するとどこかへ去っていきます。
たまに残党らしき人を見かけますが、ゲーム機関係に多くいるようです。
他に書きたいことはありますが、別の機会にします。