本格的にネットワークオーディオを始めることにしました。
大学生の頃から、PCオーディオとは親しみがあり、社会人になってからさらに、のめり込むようになりました。
とにかく便利で楽、音質への妥協もできるようになったからだと思います。
正直、古いCDプレイヤーの維持は想像以上に困難です。

手始めに、テレビ周りにネットワークハブを導入し、有線LAN環境を構築します。
友人から不要となった、古いアイオーデータの有線LANルータを譲り受け、既にハブモードに切り替えてあるので、あとは配線だけ行いました。

次に行ったのが、NAS(ネットワークアタッチドストレージ)の導入です。

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小さなサーバーコンピューター、と言えるこの装置は、LAN環境において複数のPCやDLNA対応機器に対して、保存されている音楽や動画、写真などのデータファイルを共有することが出来ます。

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今回はQNAPという台湾メーカーのTS-110というモデルを使いました。
古い機種ですが、未だにファームアップされ続けていて、私の中では音質の違いをNASで感じた衝撃的な経験をしたのを、よく覚えています。

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最大の特徴は、内蔵するHDD(ハードディスクドライブ)を、自由に選択することができます。
いわゆる、NASキット品です。

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2TBのHDDを装着する前にデータを移すために作業している間に、1TBのHDDを装着してみました。
基板上のsATAと電源一体コネクタに、差し込み固定金具に付属ネジを使い、固定するだけのシンプルな構造。

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準備できたところで、2TBのHDDを装着しました。
あとは組み立て直し、ルーターにLANケーブルで接続します。
パソコンにQfinderというソフトをインストールし、そこから自動的にQTSという管理ソフトの動作が始まり、NASのファームアップや初期化が行われ、あっという間に使えるように。

そこから、iTunesのデータファイルをNASにコピーするのが大変です。