たまーに撮りに来る、とある場所にて。
動きモノにはまったく不向きなX-Pro1に、何を思ったのか古のサン光学(ゴトー・サン)の
ズームレンズを持ってきました。



これ、すごい写るぞ!と言われるがままジャンクの修理上がり品をゲット。
なんでも、元はカビだらけの上にめちゃくちゃにバラバラ死体になっていたとか。
元は80-200/4.5なんていう、古典的なレンズです。



いつものように適当なピント合わせですが(ピンぼけ)、相手の目線のほうが僕にしっかりピントがあっています。



I'll be back!(さらにピンぼけ)



絞りはF8に設定していますが、単にそれだけじゃない気がするくらいちゃんと写ります。
ジャンク箱の中で、打ち捨てられていることが多いレンズですが、これは凄いです。



もっと凄いのは、このバラバラ死体だったレンズに可能性を信じて購入し、修理した知人の先見の明です。
倒産寸前の、最後のラインナップの1本にあたりますが、ズームレンズメーカーの老舗として最後の意地を見せてくれました。



X-Pro1のEVFタイムラグは、もはや致命的ですが慣れればなんとかなります。
ようは一撃必殺すればいいんです、はい。



天気はあいにく曇り空でしたが、普段なら逆光の場面でもそうはならず撮影しやすかったです。



まともな状態でも、数千円のレンズでここまで遊べるのですからジャンク品アサリは辞められませんね。
ちなみにこうしたアタリを引くには、少なくとも数十本買わないと難しいです。
モノが残るギャンブルだと思いましょう。