ミラーレスカメラにマウントアダプターをつける意味について書きます。

まずは豊富なレンズ資産を、メーカー問わずに使うことができます。
デジタル化はおろか、オートフォーカス化もされずに消えていったメーカー製品を、フランジバックが短くアダプターが作りやすいメリットを生かして、現代に蘇ります。

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先の記事の表紙を飾る、古いペンタックスタクマー28ミリF3.5の作例です。
富士フイルムのX-Pro1では、APS-Cサイズのセンサーの関係で約42ミリの画角になります。

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こちらの作例はマクロタクマー100ミリF3.5という、接写用レンズを使いました。まだジャンク品として買ったばかりで、レンズはカビだらけです。

どちらのレンズも、ペンタックスでマウントアダプターが用意されていて、一眼レフで使うことができます。
しかし、レンズに合わせてカメラを用意するのは大変です。
ですから、マウントアダプターは使い慣れたボディを1台用意するだけで済みます。

次にジャンク品のような、商品が難ありであっても、場合によっては使えると判断できると安価で入手でき、安易に交換レンズを増やすことができます。
私はよくハードオフを利用しますが、店員さんに許可を得て持参したカメラでテスト撮影して選ぶこともあります。
実際は長年の経験から、判断していますが。

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例えばこのレンズ、ペンタックスの35-70ミリF3.5-4.5というモデルですが、カビありで100円でした!
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しかしカビの生え具合が、さほど酷く無かったため、購入したわけですがご覧の作例のように、よく写ります。
スペックが平凡なので、悪いわけありませんね。

以降、次回へ続きます。