梨泰院の事故で思う事 | Everything is possible, it's beautiful

梨泰院の事故で思う事

今回、ソウル梨泰院で起きた大惨事について思う事は色々あり、本当に複雑です。

お亡くなりになられた方にはご冥福をお祈り申し上げます。
また、ご遺族の方にも心よりお悔み申し上げます。


海外といえ、土地勘のある韓国ソウルで起きた事、
日本人の留学生が亡くなられた事、
しばらく訪れていなかったとはいえ、事件現場となったあの通りは何となく覚えている事、

もう、何とも言葉になりませんでした。


そして月曜日の朝、母から電話があり、

ああ、良かった。ソウルには行ってなかったのね。

と、言ったのです。

海外に、長期で滞在経験があるので、それなりに親の心配する様は見てたので、内緒で行くことはしません。

が、娘を海外へ行かせる親心なんでしょうね。

父にも、

向こうで死んだって、お父さんは行けない

と、何回も言われています。


留学していたのなんて、もう20年くらい前の話なんですよ。

そのうちの親でさえこの反応、
今回被害に合われた方のご家族の気持ちを考えると、もういたたまれません。

海外にいると、色んな経験をしたいと思うので、韓国のハロウィンを楽しみたいという気持ちも痛いほどわかりますし。

そしてこれを書いている時に、自分も圧死しそうになった経験を思い出しました。

私の場合は、ちょっとした笑い話にもなったので、すっかり忘れてました。

そして、その経験も親には詳細を話せないような経験だったので、今回の事に共通もし、また、切なくなりました。

それは海外滞在中の出来事で、有名なロックフェスが居住地の近くであったので、日本人の友人と二人で行ったのです。

恐怖の出来事はお目当てのバンドの1つ前のバンドで起こりました。

私たちはお目当てのバンドの大ファンだったので、随分前からメインステージの前方でスタンバイ。

1つ前になり、バンドが出てきた瞬間、グワーーーーっと観客が前に押し寄せ、自分の力では立ってられない状態に。

そのバンドは男性ファンしかいないパンクバンドだったのです!

私の視界は全て男性の胸や背中、何も見えない状態で、ピンポン玉のようにあっちこっちから押されてる状態。

どうにか息を使用と頭を空に向けたくても、常に何処かから押しつぶされていて、

苦しくて苦しくて。

そんなとき、奇跡が起きました。

両脇にいた男の子二人、絶対に他人同士だったと思うんですが、

私の頭上で視線を交わし、

頷きあい、

そして、

両脇から私の腿を担ぎ上げたのです!

エエッと思った瞬間、ステージ前方へとダイブ。

はい、禁止されてるアレです。

ステージまで1、2mだったので直ぐにステージ前まで親切な皆さんに流されて、

無事?

激怒の警備員へと届けられました。


男の子たちがアイコンタクトしてから、警備員さんに渡させるまで、あっという間の出来事でした。

私はこれに救われたのです。

友人は自力で後部へ移動して逃れたらしいです。


ダイブは禁止されてるんだ!


と警備員に怒られたけれど、これがなければ私は気絶してたと思うし、最悪な事になっていたかも。

女性は男性に囲まれたら、身長差もあり壁に囲まれてるのと同じ状態になり、自力ではどうにもできなくなるんですよ。

あの男の子たちはそれを知っていたので、私を救助してくれたのでしょう。

本当に感謝してますし、ダイブで送られたなんて笑い話になりました。

でも、今回の梨泰院の事故で、これは笑い話になんてならないし、女性の被害者が多かったのも納得です。

もう1つ、ハロウィンは個人的には好きな季節イベントです。

起源をたどると、好きなんて言ってられないのは知ってますけど、
デコレーションとか、仮装とか、かぼちゃとか、本当にかわいい。

でも、今後、ハロウィンを楽しいなんて思えないし、ソウルへ行ってもこの事を必ず思い出してしまうんでしょうね。