今度は、CANON RF100-400mm F5.6-8 IS USMレンズを使用した写真を紹介

 

↓龍勢打ち上げ準備中

↓準備完了

↓点火

↓打ち上げ失敗

 

山あいにこだまする一発の号砲。真昼の青空に、白い煙が渦を描いて立ちのぼる。
その始まりは、静寂の中にある。木々に囲まれたやぐらの上、白装束の男たちが祈るように竹筒を支え、息を合わせて火を入れる。祭りは派手さではなく、祈りから始まるのだと教えてくれる瞬間。

轟音とともに、山の空気が一気に震える。火薬のにおいと熱が頬を打ち、煙が風にのって町へ流れていく。そこに暮らす人々の心にも、何かが灯るような気がする。都会では忘れかけた“生の実感”が、この一瞬には確かにある。

 

↓龍勢打ち上げ準備中(望遠撮影2回目)

 

↓作業者避難

 

↓また打ち上げ失敗(泣)

 

「花火」と聞くと、夜空に咲く美しさを思い浮かべるかもしれない。だがここで打ち上げられるのは、願いや感謝、そして生きる力だ。見上げる空は飾らず、真っ白な雲と青が広がるだけ。それでも、この地の人々にとっては、年に一度の神聖な祈りの空。

 

 

 

 

 

都会でせわしなく過ごす日々の中で、時間が止まるような瞬間を求めている人は多いだろう。もしその思いが少しでもあるなら、一度この山里に足を運んでほしい。派手な演出はない。だが、竹のやぐらに立つ人の息づかいと、空へ昇る煙の軌跡が、あなたの心にまっすぐ届くはず。

 

吉田龍勢まつり2025 – 秩父観光協会