L127 | Hitorigoto!

L127

日テレ系「24時間テレビ29 愛は地球を救う」で100キロマラソンに挑んだアンガールズが27日午後8時43分、東京・北の丸公園の日本武道館にゴールした。田中卓志(30)は「へぇ~」と大きくため息。山根良顕(30)は「こんなつらい罰ゲームはないですよ」。“史上最弱のランナー”の前評判を覆す余裕の完走だった。またメーンパーソナリティーを務めたKAT-TUNの亀梨和也(20)が、同局新ドラマ「たったひとつの恋」(10月14日スタート、土曜・後9時)に主演することが番組内で発表された。

 番組終了まで、まだ15分近く残した午後8時40分過ぎ、ヘロヘロになった“史上最弱”と呼ばれた2人は武道館に姿を見せた。もう曲げることができない極限の状態にまで追い込まれた体にムチを打ち、おぼつかない足取りでラストラン。応援メッセージのファクスをつなげたゴールテープを切った。

 当初からの下馬評は最悪。酷評され続け、本人たちもレース前から弱音のオンパレードで、周囲の不安だけは“史上最高”だったが、ものの見事に打ち砕いた。

 だが、“史上最弱のランナー”のゴールに涙はなかった。田中はゴール直後、いすにどかっと座り「へぇ~」と安どのため息。山根も「こんなつらい罰ゲームはないですよ。ゴールしたら、田中さんがKAT-TUNの田中君より格好よく見えるかと思ったけど、やっぱり田中君の方が格好よかった」と田中にダメだし。お笑い芸人らしく、感動ではなく笑いを誘った。

 それでも、100キロの道のりは決して平たんなものではなかった。「6キロあたりと、朝起きて走り始める40キロはつらかった」と山根。気持ちが折れそうなときもあった。

 スタートから約4時間半がたった午後11時半ごろには、田中が左ひざに抱えていた“爆弾”がくすぶり始め、足を引きずりながら、走っては歩くという状況が続いた。徐々に田中のペースも落ちて2人の距離に差が出たこともあったが、余裕のある山根が田中を気遣って後ろに回ってフォロー。長い100キロの道のりを乗り越えたのは、まぎれもない2人の深い絆(きずな)によるものだった。

 レース前に「(水泳の)北島選手を超える名言を残したい」と、話した山根は「走ってるときは、みんなに『頑張れ!』と言われたけど、今はみんなに『頑張れ』と言いたい」と、しっかりと“迷言”は残し、例年とは違った盛り上がり方で夏の風物詩の幕を閉じた。