在日米軍との結婚手続き | 米海軍ミリ妻-トリリンガル大学生Rexha

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在日米軍の彼との暮らしやデプロイメント、結婚や英語フレーズなどその他諸々を紹介します!

 

 

 

 在日米軍との結婚手続き

では早速、在日米軍との結婚の手続きについて説明していこうと思います。

手続きは、相手の所属や派遣場所によっても変わるかもしれません。

今回シェアするのは2023年2月の横須賀基地におけるネイビーに所属する彼との結婚において経験した手続きです。

ステップは主に3つあります。

 

1.軍側から結婚の許可を貰う

2.婚姻届を出す

3.軍に婚姻証明を提出する

 

 

1.軍側から結婚の許可を貰う

最初に、軍が主催するMarrige Seminarに予約して参加します。

彼の参加だけで大丈夫です。私たちの場合、彼はデプロイメント中の受講したので、私は参加自体が不可能でした。参加後に受講証みたいなのを貰えます。

 

次に、彼にAffidavit of Competency to Marry(婚姻要件具備証明書)を取得してもらいます。

  • 戸籍謄本とその英訳
  • 2人の健康診断書

が必要です。

戸籍謄本は自分で翻訳してOKです。ネットにテンプレートや翻訳の例が掲載されています。

健康診断において、彼はベースの病院で受診します。

私が提出しなければいけないのはHIV、梅毒の血液検査と結核のレントゲンでした。

横須賀基地のWomble Gateのすぐそばに三武内科クリニックがあります。基地に近いからか、テストの結果を英文で出してくれます。費用も1万円ちょっとくらいでした。

 

2.婚姻届を出す

  必要な書類

  • Affidavit of Competency to Marry(婚姻要件具備証明書)とプロの翻訳
  • 婚姻届(現在はハンコいらないです。)
  • 彼の国籍証明書(パスポートのコピーまたは出生証明[後者はプロの翻訳必要]
  • 2人の身分証明書
翻訳について
私はさくら行政書士翻訳サービスという、関西にある翻訳会社を使いました。ネットから書類の写メで翻訳依頼ができ、早ければお願いした次の日に書類が届きます。私の場合、結婚したい日にちに間に合わせるため、とても急いでいたので、電話したら優先して翻訳してくれました。
かかった費用は翻訳代3000円とレターパック代でした。
 
苗字変更について
私は本籍がある区役所で提出しました。彼の苗字を名乗りたければここで変更届を出すことになります。私の場合、将来ダブルネームにする予定ですので、ここでは何も提出していません。逆に言えば、変更届を出さなければ苗字はそのままです。結婚してから6ヶ月以内であればいつでも苗字の変更届出せます。それ以降は家庭裁判所への提出となります。
また、本籍地について、私はまだ大学生で親の扶養に入っていたかったので、そのままにしました。
 
婚姻届について
名前は全て、ひらがな、カタカナ、漢字のいずれかになります。婚姻届で書いた日本語での彼の表記があなたの戸籍にそのまま掲載されます。ミドルネームは名前のとこのにファーストネームの後に書きます。
 
彼の国籍証明について
在日米軍は特別な枠で入国しているので、中にはパスポートを持っていない人も沢山います。その場合は彼の両親に出生証明を取得して郵送してもらい、また役所に提出して貰う書類なので、プロに翻訳して貰う必要があります。私の彼は在日中の一時帰国のためにパスポート取得していたので、助かりました。
 
3.軍に婚姻証明を提出する
最後に、結婚した証明を軍に提出します。役所でもらえる婚姻証明とそのプロの翻訳をLegal Assistance Officeに提出すれば、ミリタリーIDが発行され、彼のエスコートなしでベースに出入りできるようになります。Officeはいつも激混みで、予約をしなかった私たちは4時間ほど待ったので、事前に予約することをお勧めします!

 

 

 

以上です!結婚手続きは始めてから2ヶ月くらいかかります!普通の国際結婚と違って、必要な書類が多かったりして大変でした。

 

次回はCommand Sponsorshipの取得について書きたいと思います<3