アスリート | 「カッコいい身体は人生勝ち組」パーソナルトレーナー ボデイビル競技歴37年 内藤 格 ないとういたる のブログ

「カッコいい身体は人生勝ち組」パーソナルトレーナー ボデイビル競技歴37年 内藤 格 ないとういたる のブログ

ボディビル競技歴35年
「神の身体を手に入れた男」
パーソナルトレーナー
内藤 格(ないとう いたる)
仕事
●パーソナルトレーナー
ゴールドジムイースト東京、出張、メールでの通信指導
●トレーニング関連用品販売
内藤商店 http://naitou-shouten.com/

1985年、19歳の時から34年間ボディビルの選手をやって、100回近く試合に出て、何回も優勝、入賞してきた。

 

34年間の間にいろんな人が現れては消えて行った。

これは試合で優勝、入賞してもらったトロフィーの数々。

これの3倍位あるが、飾りきれないので残りは押入れの中。

34年間の競技生活で何回も勝ったり負けたりした。

負けたら「何故負けたのか」敗因をよく考えて分析して、それに対する改善策を練って「ちくしょう、今度こそは」と思ってそれを実行して身体を改善させた。

そういう事を34年間やってきた。



上手く行かなかったら上手く行かない原因を探して改善策を練って実行して少しでも改善させる。

競技で勝つには仕事や勉強と同じように苦手、弱点を潰していかなければ上に行けないし勝てない。

勝っても慢心せずに「もっと勝たないとな」と思って更にトレーニングを頑張った。



2月で53歳になったが、引退とか考えた事もない。

人を蹴落としたり、叩き潰して勝利をもぎ取る事に無上の喜びを感じる。

何故34年も競技生活が続いたのか、それは「勝ち」があったから。

何の結果も出さずに34年も競技を続ける事が出来る呑気な人はいないと思う。

僕もキャリアが浅いうちは予選落ちとか予選通過しても下位とか、しょっちゅうあった。

自分に実力がないことを真摯に受け止めて、下積み期間と思って実力がつくまで何年もクサいメシを食って耐えて耐えて耐えた。

 

どんな世界でも余程天才的な素質もしくは他競技(ボディビルをやる前に陸上、体操、ウェイトリフティング、パワーリフティングなどで10年以上華々しく活躍していたとか)でものすごく実績があったとかでもない限り、いきなり華々しく活躍できる人なんていないと思う。

 

今華々しく活躍している人達は間違いなくものすごく辛く長い下積みがあると思う。

 



まだキャリアが浅い選手なら経験不足から思うような結果が出ないのは仕方がないのかもしれないが、何年も試合に出ているのに身体が出来ていないとか、ろくな結果が出ないなら試合に出るのは観戦料金を払って観戦に来てくれる人に対してものすごく失礼だと思う。

 

(人がどうこうという話ではなくて、自分だったらの話です)

 

もし試合で観戦者が何年も試合に出ているのにろくな結果を出せない人を見たら

 

あの人なんであんな身体で試合に出ているんだろう。

 

恥ずかしくないのかな?

 

と思うと思う。

 



何年競技に出てもろくな結果も出せないとか、ろくに身体も作れないのだったら面白くなくなって、とうの昔にボディビルも競技も辞めていたと思う。

競技歴34年の競技者である以上、勝たなければ面白くない。

競技歴34年の競技者である以上、勝たなければ自分に対して悔しい、恥ずかしい。

 

「53歳だから」という言い訳はしたくない。

勝つためには毎日死に物狂いで頑張らなければ、毎日死に物狂いで頑張っている奴に負けてしまう。

これからも年齢制限なし、若い強者も沢山出場する一般の部で優勝を狙う。



競技だから毎日死に物狂いで頑張っている人達が大勢いる。

対戦相手のレベルが高ければ高いほど、こちらも死にものぐるいで頑張らなければ勝てない。

強敵に揉まれれば、自ずと自分のレベルも上がる。

だから、40歳以上とか、50歳以上の部に興味はない。



僕には36年間(トレーニング歴)毎日死ぬほど頑張ってきた積み重ねがあるし、現在行っているトレーニングも「これをやっていれば必ず身体が進歩していく」という34年もの競技経験から作り上げた何事にも屈しない強靭なメンタル、進歩する為のノウハウ、数々の実績を出してきた確信があるから53歳でも若い強者と互角かそれ以上に戦えるという自信に満ち溢れている。

「毎日死ぬほど頑張ればまだまだ勝てる」

という野心があるから何歳になってもまだまだ頑張らないとと思うし、死ぬほど頑張れる。

去年7月撮影 52歳


先日、テレビに86歳の100m走世界記録保持者の田中博男さん(青森県)が出ていて

「私は一番になる事しか考えていない!」

と言っていた。

「86歳でもそう公言する自信があるのか!

 

すごいな!(尊敬)

 

アスリートはそうじゃないとな!」

と、ものすごく共感した。



YouTube で田中さんの走りを見たけど、86歳とは思えない程、ものすごく速かった。

 

これが86歳の人間か!?

とても人間業とは思えない。

だから世界記録を打ち立てる事ができたのだろう。

どれだけ血汗滲む努力を積み重ねてきたのだろう。



86歳になってあんなに速く走れるか?と聞かれたら、走れる自信はない。

僕なんか86歳の田中さんの頑張りに比べたらまだまだ全然レベルが低い、全然ダメだと思った。

86歳の田中さんに比べたら53歳の僕なんかまだ全然若い、子供だ。

もっと頑張れるはずだ。

僕にはまだまだ全然頑張りが足りない。

まだ53歳なんだから、もっともっと死ぬほど頑張らなければダメだと思った。

田中さんの事を見てから、またトレーニングのキツさのレベルが上がった。



人を蹴落としたり、叩き潰したりしなければ一番にはなれない。

それが非情な競技、アスリートの世界。

会社や超一流の進学校と同じ「厳しい競争社会」だ。

いい加減な事をやって結果を出せない雑魚は生き残れない。

現実は厳しい。

勝利への行く手を阻む奴、雑魚は実力をもってハエの如く叩き潰していく。

ハングリー精神のない奴、「出場することに意義がある」などと脳天気な事を言っている奴、負け癖がついている奴は叩き潰され、競技の世界から消えていく。

勝負の世界はそんなに甘くない。

アスリートの世界に弱者や負け犬に生き残る道は残されていない。

何年やっても勝てない、もしくは勝ちに絡めない「その他大勢」程度の実力しかないなら競技に出ても楽しくないだろう。

 

競技など辞めて他の趣味でも探した方が楽しいだろう。

 



子供の頃、身体が小さくて弱々しくて毎日みんなにバカにされていたボディビルの素質のかけらもなかった僕が何年も死ぬほど頑張ったら、アメリカの試合(2017 NPC Mr.ロサンゼルス -80kg級 日本人初の優勝者)も含めて何回も優勝する事ができて、それはものすごい自信に繋がった。

そんなマイナスからのスタートだった僕だって何回もチャンピオンになれたのだから、結果が出ない人は本人は頑張っているつもりでも周りから見ると「頑張っているように見えない人」だと思う。



試合は

「選手生命の生き残りをかけたサバイバルマッチ」

だと思う。

ボディビルは毎日行うトレーニングがどれだけ厳しいか、きついかというのがそのまま顔や身体に現れる。

僕が人を見てその人に対して思うのは

「その人が大したことある奴なのか(その人の実力のレベルではなくて、どんな初心者でもその人がいつも本気で頑張っているかどうか)、大したことない奴なのか」

それだけ。



顔や身体がダメな人(目に輝きがない、覇気がない、やる気が感じられない、目つきに真剣さがない人)は一目で「一生懸命頑張っていない人」とわかってしまう。

ジムだけでなく会社や学校でも同じだろう。

顔や身体がダメな人は

「この人はダメな人だろう」

と思う。

ものすごくわかりやすい。

 



試合の会場でも試合が始まる前、服を脱ぐ前に顔を見ただけで「こいつの目つきは只者ではない(かなり強敵だろう)」とか「こいつは問題外だ(僕の敵ではない)」とか、すぐにわかる。

試合の会場で舞台に選手が並んで審査員に審査してもらう「試合」と言われているものは「品評会」、本当の試合は毎日行うトレーニング。



僕は唯一無二「誰がどう頑張ってもなれないもの」でいたい。

他人と同じなんて死ぬほど嫌だ。

いつでも一番でいたい。
 

だから今でも毎日死ぬほど頑張っている。

しかし、勝てば勝つほど自分の事を叩き潰そうとする強敵が増えていく。

底辺レベルでやっているうちは楽しいだけだったが、実力がついて上に行けばいくほど厳しい世界に追い込まれていく。

「それも自ら課した運命、楽しい事」

 

と受け止める。



次も勝てるという保証は全くない。

ゼロだ。

 

勝ったらラッキーくらいだ。

勝負の世界はものすごく厳しい。

だから生き残りをかけて毎日のトレーニングが試合だと思って死力を尽くしてトレーニングする。

僕が毎日やっているトレーニングは

「いつも崖っぷちのデスマッチ」

毎日、本気の自分と殴り合っているようなものだと思う。



なんで36年(トレーニング歴)も毎日そんな事やってるかって?

死ぬほど頑張れば頑張るだけどんどん身体が進化していくのが嬉しくて楽しいから。



あんたはボクシングやっている奴に

「なんでそんなことやってるの?」

って聞くのかい?



あんたは一生に一度でも何かを死ぬ気で頑張って、何か夢をもぎ取った事はあるのかい?

 

 

 

アスリートは毎日のトレーニングが試合

 

↓空手で瓦を割るとか、100m走でスタート地点で準備するのと同じように高重量のバーベルを持ち上げる前に精神統一しているところ

 

 

「ボディメイクのプロ」内藤 格(ないとう いたる)のプロフィール

 


トレーニング歴 36年

ボディビル競技歴 34年

 

●1982 (16歳) 片道10kmの自転車通学でクラスで下位の方だったマラソンが半年でクラスのトップになった事から体を鍛えることに興味を持ち、17歳から自宅で腕立て伏せ、腹筋運動などから筋トレを開始、1985年から現在まで33年間にわたりボディビル競技を行い優勝多数

 

■ボディビルの主な競技戦績

●1988 全日本学生選手権 2位 脚の部門賞獲得

●1989 (23歳) JBBF 東京クラス別ボディビル選手権大会 -65kg級 優勝

●1990 (24歳) JBBF 世界アジア選抜(現在の日本クラス別)選手権大会 -65kg級 2位

●1990 IFBB アジア大会 -65kg級 6位

●1992 (26歳) JBBF ジャパンオープン ボディビル選手権大会(無差別全国大会)4位

●2001 - 2015 CBBF セントラルジャパン・ボディビルディング・チャンピオンシップ

(米軍横田・横須賀基地 全国大会)

-80kg級 優勝 x 5回、2位 x 1回、3位 x 2回

オーバーオール 優勝 x 2回

●2003 (37歳) NPC トーナメント・オブ・チャンピオン -80kg級 優勝

●2011 NPC Mr.ロサンゼルス -75kg級 2位

●2004 - 2016 (38 - 50歳) NPC Mr.ロサンゼルス -80kg級

2位 x 1回、3位 x 2回、4位 x 2回

●2017 NPC Mr.ロサンゼルス -80kg級 優勝

NPC Mr.ロサンゼルス -80kg級 初の日本人優勝者

●2018 (52歳) CJBBF フレンドシップカップ(全国大会) -80kg級 優勝

 

 

 

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