SEの基礎体力作り(収集力編) | すーぱーSEへの道

SEの基礎体力作り(収集力編)

ノウハウ(know-how)という言葉があります。

やり方を知っているという意味から転じて、
仕事などをする上での必要な経験や知識を指す言葉です。

新しくなにかを始める場合、
通常は先輩などからこのノウハウを学びます。

しかし、技術的なレベルが上がり、覚えることが増えてくると、
ノウハウを学ぶのに大変な労力がかかるようになります。


そこで、私が大事にしているのが、

 『know-who』(ノウフー)

 『know-where』(ノウウェア)

の二つです。

know-whoとは、
『誰が何を知っているか』
『どこに経験者がいるか』

といった情報を知っている、という意味で使います。

ある分野の作業をする際に、自分がそのことをよく知らなくても、
詳しい人を探してアドバイスをもらえばいいわけですから、
『誰がなにを知っているのか』に詳しいということは
仕事を進めていく上で役に立ちます。

know-whoはナレッジマネジメントの観点でよく使われる言葉です。


それ以外に私の中でひとつ定義しているのがknow-whereです。

『どこにあるかを知っている』とでもいいましょうか。

調べ物ができた時に、解決するにはどこを探せばいいかを
知っている、という意味合いで使ってます。

たとえば、プログラムを作っていて命令文の書き方がわからない時は
マニュアルを引っ張り出して読みますよね。

マニュアルの置き場所や、どこになにが載っているかを知っていれば
内容まで暗記しておくことも無く、すばやく解決できます。

資格試験を受ける際は丸暗記が必要なことが多いですが、
日常業務をこなす上ではマニュアルを読みながら作業をすれば
ことは済むのですから、これは結構大事なことです。

また、インターネットのサーチエンジンで自分の探したい情報を
即座に見つけ出すことができる能力もこれにあたります。


know-howとknow-whereは独学で身に付けることもできますが、
know-whoだけは人とのコミュニケーションを大切にしていないと
なかなか身につきません。

普段の何気ない会話で、『この人は○○方面に強いんだな』とか
そういった情報を蓄積していくことで始めて発揮できる力です。

また、イザというときに頼るには、それなりに友好的な人間関係を
築いていなければ、なかなか協力してもらえません。


今回はこれらを総称して、収集力と呼びたいと思います。

多分野で業務をこなすSEにとって収集力はとても大切です。

これを鍛えると、得意分野以外の仕事でも臆せずにこなせるようになるので、
日ごろからアンテナは伸ばしておくといいと思いますよ。