カゴの中身はなんだろな | すーぱーSEへの道

カゴの中身はなんだろな

たまに書いているマイニングに関するお話です。

前回は、薄型テレビとランドセルの関係について
お話しましたが、今回は身近なコンビニやスーパーに関する
分析事例を紹介します。


小売業に適した、バスケット分析というのがあります。
(バスケットというのは、買い物カゴのことです)


皆さんがコンビニやスーパーにお買い物に行ったとき、
いろいろなものを買い物カゴに入れますよね。

たとえば、パンを買ったらマーガリンを一緒に買うことが多いですし、
コーンフレークを買ったら、牛乳を一緒に買いますよね。

こういった感じで、買い物カゴの中に入れられた商品同士の
関連性を分析して、ルールを見つけ出す
のがバスケット分析です。


分析の仕方として、まずは商品を大きく分類します。

たとえば、『パン・お弁当・お菓子・ビール・お茶・牛乳』など。

次に、お客さんの購買実績をデータ化します。
(購入したかどうか0と1で表現します。)


顧客A:1/0/0/0/0/1(パンと牛乳を買った)
顧客B:0/1/0/0/1/0(お弁当とお茶を買った)
顧客C:0/1/0/1/0/0(お弁当とビールを買った)


という感じで、蓄えてあるデータすべてについて
このような感じの数字を割り振ります。

こうして準備したデータを、分析ツールに放り込むと
関連の高い組み合わせを自動的に表示してくれます。


結果の例としては、

 パンを買ったお客さんの80%が牛乳を買う。
 お弁当を買ったお客さんの85%がお茶を買う。

といった感じですね。


この、『Aの条件を満たした場合Bになる』という事象を
アソシエーションルールといいます。


このアソシエーションルールに基づいて、
お店の商品配置を考えてみましょう。


入り口近くにパンを置いて、奥のほうに牛乳を置くと
お店の入り口でパンをカゴに入れたお客さんのうち
80%が牛乳もカゴに入れてくれます。



このように、A→Bのルールが成り立つ場合には
お店の巡回ルート上にA→Bの順で商品を配置することで、
売上を伸ばすことができるようになるわけです。


みなさんも、近所のスーパーなどで商品配列を確認してみましょう。

デキるスーパーなら、きっとアソシエーションルールに
のっとった商品配置をしてると思いますよ。