娘の治験について考えました(若干マニアックな話です)。
前回の続きです
娘が入院していた当時に調べた限りでは、以下の治験情報がありました。
Rilzabrutinibというマクロファージ(Fcγ受容体)を介した血小板破壊の抑制と、病原性自己抗体産生の抑制を作用機序とした薬剤です。
治験対象者は慢性の症状を有していることなので娘は該当になると思いました。
また、対象者がAdults and Adolescentsという記載がありAdolescentsはこの試験では10歳以上と定義されていたので、娘はギリギリ対象者になりそうです。
色々なサイトを見た結果、この治験は国際共同治験で日本にもサイトがありそうな感じがしましたが
具体的にどこの病院でやっているのかまではたどりつけませんでした。
この結果、もう手詰まり、という状況になったらここに頼ればよいのか!という希望が少しだけ見えたような気がしました。
Rilzabrutinibは娘が今服用している薬とは作用メカニズムが異なりそうなので、素人目に可能性があるのでは、と思ったからです。
ちなみに今娘が飲んでいるのは、レボレードとプレドニンです。
レボレード:血小板産生にかかわる受容体に作用して血小板を増加させる作用
プレドニン:免疫反応を抑制させる作用(こっちはちょっと似てるのか?)
ですが、今通っている病院に治験のことを相談するのは、当時は現実的とは思えませんでした
実際に、医師から「治験に」という話は一度も出ておりませんし
おそらく今後もそういう展開の期待は薄いのでは?と、なんとなくそう思います。
とはいえ、万が一に備えて情報収集しておくことは(精神衛生上)大事だなと改めて思いました。
このお守りのような情報が、いつか役に立つ時が来たら、それはそれで困るのですが…
お守りはしっかり持っていたいと思います。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。