7月8月の2ヶ月間と11月から翌年5月31日まで猿払村内でのイトウ釣り自粛を猿払村、猿払イトウの会でお願いしています。

9月1日から10月31日までイトウ釣り自粛解除となります

 

先日、王子HDを含む土地所有者、猿払村、猿払イトウの会、研究者で構成される

猿払イトウ保全協議会の環境教育研修が実施されました

昨年同様(これで3年連続)

今年も大雨の影響で各河川増水…研修の内容も大幅に変更、

今年は三井物産フォレストさんも参加しました。

 

初日は副村長から村の歴史や産業の講義を受け

 

 

 

王子HD社有林内の湿原や森林をめぐり湿地が海洋にもたらす好影響について

説明を受け

 

増水によりサクラマスやサケ遡上産卵を観察

イトウを育む自然が残る猿払ですが負の部分もあり遡上障壁となる箇所

魚道の整備(閉塞物の撤去)作業も経験し

 

産卵河川の環境や魚類相、水生昆虫を捕獲観察

皆さん魚とりは楽しめたようです

 

河川環境、山林、地勢等様々な環境要因がイトウの生息に関わっているを

考えてもらい

最終日は猿払村役場で学生たちのプレゼンテーション、イトウの保護、経済等の視点から様々なアイディアを提言してくれました。

 

 

猿払は不安定な天候が続き

気温も下がり空気は一段と秋らしさを感じます

本格的な秋の始まりです

 

明後日は再び雨量が多くなりそうで

減水する間もなく再び増水しそうです。

 

今週は知来別、浜鬼志別でクマの目撃情報がありました

 

猿骨川深山大橋シュトシベツ橋付近、エコペ川水島橋、タンネナイ橋、

狩別川イトウの沢橋、学校橋付近、

知来別川下流部牧草地終点付近、奥知来別橋付近 自衛隊側下流部

鬼志別川小石市街地付近、6号線川合流付近

猿払川王子橋付近、浅茅野橋、浅茅野市街地、丸山橋、セイリン橋、3線沼付近

9号線川合流部付近

でクマの痕跡が多い地点です。

以上の場所に限らず、特にサケの産卵場所になっている区間は

要注意です。

 

入渓、脱渓しやすい箇所はクマの通路となっている場合が多いです

(道路から支流と本流合流部までの間など)

特に道々浅茅野線(猿払川沿い)や猿骨水系周辺の林道や

知来別川奥知来別橋周辺などは昼間でもクマの目撃例があります

(自動撮影装置でも確認しています)