高気温と少雨が続き、残念ながら心配されたイトウの斃死を
7月26日に確認しました
1mに迫る大きなイトウ…水温は24.5℃
7月19日から3連休という事もあり、現場には複数の足跡…
高水温と渇水も加わりリリース後に死んだ可能性もあります
現場下流側にはさらに瀕死にイトウが
口や頭部の傷、目の損傷、目は見えていないようでした…
時折上流へ移動しますが力尽き、淵に浮かんでいました
大きな個体はリリースや、撮影に時間がか掛かりがちです
その後この個体は姿を消しました…どう見ても生存する可能性は
低い状態であったため、クマや鷲の糧になったかと…
陸に挙げたり、砂利に上に置いたり、その上で跳ねたりと…
ネット質によってはランディングネットのダメージも有るかと思います
この様なダメージ防止のために夏季の釣り自粛をお願いしていることを
理解していただきたいと思います。
この条件でリリース後のイトウが置かれる状態…
釣り人がイトウ減少に加担する可能性があることを
認識してもらえればと思います。
猿払村内中部から北側の河川が特に渇水傾向が進んでいました
大きな支流の狩別川もこの水量…
本流は24℃この小支流23~22℃この違いでもイトウは救われるようです
各河川気温上昇とともに魚たちは耐え忍ぶのみ
河床や小支流など冷水や酸素が供給されるところ、
大きく深い淵に留まるもの、その対策も様々です
知来別川でも衰弱個体を確認し、もぅ限界かと…
思いましたが昨日の雨はまさに恵みの雨でした
南部50mm北部40mmの雨各河川増水
久しぶりに濁りと増水の河川
天気予報でも今後雨は降り、気温も低下傾向の様です
確認された斃死は1匹、数個体死んだ可能性もあると思いますが
(各河川、2021年に斃死を確認した河川、区間を9日間調査しました)
大量死はなんとか免れたようです。
8月末まで猿払村内での釣り自粛をお願いしております。
のでご協力お願いいたします。