7月1日から猿払村内のイトウ釣り自粛期間になります

 

2021年夏季にイトウを含む魚類の大量死が猿払の河川でも確認されました

 

翌年春のイトウ産卵期には大幅な産卵床の減少も確認され

それを受け

現在、7月8月の2ヶ月間と11月から翌年5月31日まで猿払村内でのイトウ釣り自粛を

猿払村、猿払イトウの会でお願いしています。

今後の調査結果をもとに自粛の要請期間等を変更していきたいと

考えています。

(数年間継続して多くの河川で遡上や産卵床数の回復が見られた場合は現在の釣り自粛期間の短縮、回復傾向が確認されない、孵化率低下が複数年確認された場合は自粛は継続したいと思います)

 

様々な考えや価値観が有ると思いますが、ご協力宜しくお願い致します。

 

少雨渇水の猿払、先日は連日28度、その後も25℃以上の気温が続き、

水温も中流では20度以上、上流でも午後には19℃を超える河川も

 

 

イトウ稚魚の浮上が始まりましたが…

依然として降雨量不足

先日と今日の降雨もむなしく水位は上がりません

 

産卵床は今年も渇水で大きなダメージを受けそうです

産卵床のマウント(土盛り)が水面から露出する事例が各河川で

確認されています。

各河川先週から渇水傾向が続いています

 

猿払本流もかなり渇水しています

 

道路脇のフキもぐったり…

今週は雨予報が多いですが雨量は少ないようで綱渡りの様な状態が続きそうで

水道取水もギリギリ

 

 

 

高水温時は小支流からの冷水供給は重要な要素です

(この様な環境が微細な環境も保護していかなければと思います)

林道の水たまりや小支流の水が消えるとかなり危険な状態です

(2021年の夏は小支流が枯れ、林道も乾ききっていました)

 

気温はやや低めで経過しそうなのがせめてもの救いです。