既にお伝えしていますが
7月8月の2ヶ月間と11月から翌年5月31日まで猿払村内でのイトウ釣り自粛を
猿払村、猿払イトウの会でお願いしています。
2021年夏からお願いしております、
猿払村内におけるイトウ釣り自粛のお願いについて
2021年夏季にイトウを含む魚類の大量死が猿払の河川で確認されました
(この年は猿払村外、宗谷、上川北部のイトウ生息水域でもイトウの斃死が確認され
一部の河川では猿払より多くのイトウが斃死した可能性もあります)
村内では7月末から9月までの間、3河川でイトウ、サクラマス、アメマス、ウグイの斃死やイトウの衰弱個体が多く確認されました。
河川上流部で夏季に多く見られるイトウ稚魚も姿を消し、この年の夏季の高気温と少雨による渇水はイトウの稚魚、成魚に大きなダメージを与えたと考えられています
2022年は春の産卵床数が約8割減少した河川もあります。
毎年イトウの遡上や産卵床数の調査モニタリングを実施しています、
今後の調査結果をもとに研究者等と協議の上、自粛の要請期間等を変更していきたいと
考えています。
(数年間継続して多くの河川で遡上や産卵床数の回復が見られた場合は現在の釣り自粛期間の短縮、回復傾向が確認されない場合は自粛は継続したいと思います)
様々な考えや価値観が有ると思いますが、ご協力宜しくお願い致します。
7月になりヤマメ釣りが解禁となりましたが…ヒグマには十分ご注意ください
猿払でもヒグマの生息数が増えていると推察され、痕跡も各河川林道で多く見られ
目撃情報も多くなっています。
人気のない河川上流、源流、山越え林道、交通量の少ない道路、幹線道路の近い河川は
河川を移動経路として使っています、
自動撮影装置によるヒグマの動向調査を2年前から実施していますが上記のような傾向がみられます。
また昼夜を問わず河川、林道、交通量の少ない道路の使用は注意が必要です
高気温時には海岸線、河口域でもクマが出没します。
ヤマメ釣りをする方にお願いです
イトウの幼魚が釣れた場合はリリース(放流)をお願いします
下写真はイトウ1~2歳魚です、幅本狭い胴体、黒点、パーマーク
下はヤマメです
下はニジマス(声問川)です基本的には猿払村内河川に生息していませんが…
黒点等はイトウに似ていますが、幅が広く頭が少し丸い、背びれ、尾びれにも黒点があります
間違えないと思いますが下はアメマスです、白点があるのでわかりますね…
猿払の村内に限らず、イトウの稚魚、幼魚が釣れたらリリースをお願いします
3日間の降雨 約30mmほどで河川の水位は回復しました、寒気にのもない
一気に気温が下がり水温も低下…何とかしのいだ感じです
今日も午前中まで雨が降り、最高気温も14℃
来週も雨に恵まれそうです