オホーツク高気圧の停滞、低気圧の通過で連日低気温、濃霧、雨

最高気温もひと桁の日が多く、4月並みの気温が続く猿払

 

定期的な雨で近年続いた慢性的な渇水は何とか免れています

先日は猿払南部で10mm程の降雨

林道には水たまりがいっぱい、

 

猿骨川や鬼志別川の最下流部は高い波や河口閉塞で高水位ですが…

 

猿払川は下流部は河口閉塞も無く平水位??

ツルが餌をついばんでいました

 

 

中流部はやや渇水傾向?

 

上流部は降雨や霧が河川水を供給しているようで、平水位を保っています

一先ず安堵…

 

遡上障壁のモニタリング

支流の林道交差部、木製の橋が朽ち、水没している箇所

定期的にチェックし、閉塞等をモニタリングしています…

 

2箇所有るうち、一箇所は完全に水没し、橋が蛇行を生み出していました、

木製の橋はやがて自然に帰り、役目を終え…と言った感じでしょうか…

林道交差部等は河川が直線的に切り替えられますが、この木道は役目を終え

現在は”蛇行の復元”…河川環境の改善と言う役割を果たしています。

 

2箇所目は微妙な感じですが、経年で木橋は沈み、流木等が溜まりにくくなりました

橋の下も洗堀され通水していますが…

格子状に橋材が残っているので、雪が少なく融雪増水の規模が小さい時は

格子の間に流下物が溜まり、遡上の障壁となる可能性もあります…

少し改修が必要かもしれません。

今作業すると土砂の流失や河床低下で、

イトウの孵化等に影響が出るため7月の稚魚浮上後作業を実施します。