土曜は再び冷たい雨の降る猿払、最高気温もひと桁

前夜から雨脚が強くなり18mm程降りました

 

極端な増水も無く、雨脚が弱まるのを待って出撃

引き続きイトウ産卵床調査

産卵後の時間経過もありそろそろ終了…

 

とある小支流、経年の調査でも産卵床数こそ少ないですが

安定した産卵床数、小さな河川ですが奥が深く

笹に覆われ、林道も無く調査時間が掛かります

本流合流部からスタートし泥底に足を取られ、藪を漕ぎながら進みます

目の前の笹を手で払いながら川底の産卵床に目を凝らし…

雨の中をひたすら進みます

この河川も倒木が多く、見た目は遡上不可か?と思いましたが

それらを乗り越え、例年と変わらぬ産卵床数、この水系は昨年夏季の影響を

感じさせない産卵数でした

帰路、今来た川をひたすら戻りますが…

雨脚が強くなり小休止

 

ふと見上げると大きなサクラの木(下ばかり見ていたので気がつきませんでした)

山間部、満開の桜も雨と強風にさらされていました

 

翌日は快晴、気温も上昇しさらに強風

この時期は晴れて気温が上がると強風になります

満開の桜と青空、

清々しい天候

昨日と違い精神衛生上もよろしい(笑

日曜は2河川(それぞれ別水系)の調査

初めは小支流ながら中々の産卵床数、中下流部の蛇行、河川環境が

好条件かと…

 

本流合流部すぐに…倒木による閉塞個所…嫌な予感が…

4

連発で…河川水の滞留、泥無堆積もあり産卵環境も短縮していました

気持ちの良い天候が台無しの調査結果…

この河川は倒木等の遡上障壁等、泥の堆積等の環境要因が多く…評価対象にはならない感じです

 

気を取り直し

昨年倒木2箇所により遡上不可だった別水系の支流

河川の流路改変が大きく(廃道の作業道の影響)そもそも産卵床が少ない

河川でしたが近年増加傾向の所に、昨年の倒木遡上障壁…さて今年は

余り期待せず…

 

最下流部にすぐ産卵床を複数確認幸先の良いスタート

さて…最初の関門…

下流の巨木倒木は通水していました…

倒木は遡上を阻んでしますしまう事もありますが、蛇行・瀬淵の構造をうみ、魚類の生息環境も生み出す重要な要素です

 

その後も順調に産卵床を確認

 

 

第二関門は…?!

あちゃ~~って感じですが…産卵期は遡上可能の場合もあり…

 

 

 

この上流にも産卵床を確認し安堵、

近年の増加傾向並みの産卵床を確認し、気持ちも少し晴れやかに

 

日曜は最高気温15度まであ上がり

河川水温も上昇したのか今年初確認のスナヤツメ達

 

現在、

産卵床数調査結果を元に猿払村、当会、研究者と協議し

6月からの釣り自粛の扱い、夏季、晩秋、来年春の自粛期間等を

協議中です。

なるべく早くアナウンスできるよう努力してまいります。

 

現在は5月31日までの釣り自粛のご協力を呼び掛けております。