寒くやや荒れ気味の天候だったGWも終わり6日は19℃を記録

その後また日曜には雨と低気温

山間部は霙が降っていました

それでも木々の緑が少しずつ増えています

行者ニンニクは葉が開き、山菜はウドやタラの芽に移行でしょうか?

山菜採りの方のマナー、気を付けてください、林道の真ん中に駐車

許可なく冬季通行止めのゲートを開けて侵入、ゴミの投棄も目立ちます

 

週明けも不安定な天候でしたが、今日は晴れ、15℃まで気温も上がり

春らしい天候に、

サクラも咲きこれから一気に初夏へと季節は移ろいます

この日はまさに花冷えの天候でしたが…

 

イトウの産卵の痕跡を求め各河川の調査を継続しています

左下がイトウ産卵床 河川の脇で産卵していますが

産卵期の水位の高さ、水量の多さも物語ってるようです…

 

GW中も昨年の大雪や吹き溜まりの影響が

我愛車は難なく踏破しますが、さすがに上り急勾配はかなりひやひやしました(汗

 

こちらも大雪と強風の影響

今年は特に多い感じがします、断念して歩くこともしばしば

 

これは河川内も同じで

この様な倒木が多数…イトウの行く手を阻みますが…

この様な難関を越えて産卵場所へとたどり着きます

 

イトウの産卵床数は現在のところ河川によって差が有りますが

特に猿払川水系では大幅な減少が認められる産卵河川・区間が確認されています

イトウの産卵は年次変動、河川環境の変化による変動が生じますが

それを考慮に入れてもかなり少ない産卵床数の河川もあります。

 

この結果を直接昨年夏季の大量死と結び付けるのはまだ時期尚早と

思っています…夏季の影響により(ストレス等)今年の産卵を見合わせた

可能性や上記の年変動や環境要因もあるからです、

 

どちらにしても今後数年の継続調査が必要です。

 

残念ながら今年も産卵期、産卵区間でイトウ釣りをしている人が居たと聞いています。

 

皆様もご存じと思いますが

昨年夏季の記録的な少雨、渇水、高水温によりイトウを含む魚類の大量死が発生しました

(魚類の斃死は声問川、サロベツ川、天塩川、朱鞠内湖でも確認されました。)

イトウ保護の観点とイトウの大量死の影響を調査するため5月31日まで村内のイトウ釣り自粛をお願いしています。

また今季から 「シングルバーブレスフック」 の使用をお願いすることになりましたので

合わせてご協力お願いいたします。