低気圧の通過で大雨を期待しましたが…

今回も雨は局地的で、水位が上がったのは猿払川本流のみ

 

 

少し増水と濁りが入った猿払川本流

 

雨はすぐに止み秋晴れの天候に

猿払本流以外の河川は依然として渇水

 

 

 

この河川の治山ダムの落差側から水が落下していないのは初めて見る光景…

相当水源の山々の水分が枯渇している様で、50mm程の雨量補給が無いと

水位は回復しないかもしれません

 

 

猿骨川下流域も渇水 17℃以上の水温

 

猿骨川でもイトウの死骸が見つかり結局鬼志別川水系以外のすべての水系でイトウの死骸やその痕跡を確認しました

死骸が確認されていない鬼志別川水系も各魚種の魚影が薄く心配です

 

ネットでは天塩川本流でも複数匹の斃死を確認したとの情報もあります

 

 

 

何度も投稿していますが産卵河川内も稚魚にも影響が及んでいると思われ

各河川稚魚が少ない状態ですが…

 

この極小河川は稚魚も多く

 

極小河川特有の川幅・谷幅の狭い河川環境が稚魚の消耗を防いだのかもしれません

 

例年この河川は増水のたびに稚魚の姿が減り、9月にはその姿を消します

恐らく本流まで流下し定位出来た物が生き残るといった稚魚の流下様式なのかもしれませんが、今季の渇水はこの河川の稚魚に有利に働いた様です。

 

この様に他種多様な環境・形態がイトウ(生き物)の生き残りには

欠かせない要素なのかもしれません。

 

今日の最低気温は5℃と冷え込み、北寄りの風で最高気温も低めに推移

秋らしい気候に

 

水温は下がりつつあると思われますが

猿払川以外の河川は渇水

イトウ釣り自粛解除の判断材料に乏しく、

来春の産卵床調査結果がでるまで今季の自粛解除が出来ない可能性もあります。

 

引き続きイトウ釣り自粛にご協力ください。