先週
猿払イトウ保全協議会の環境研修プログラムのお手伝い
ブログ管理人は講師として参加しました
猿払イトウ保全協議会とは、日本最大の淡水魚で環境省レッドリストの絶滅危惧種に指定されている「イトウ」を保全するため、猿払イトウの会、研究者、猿払村、王子製紙(現 王子HD)の協働により設立http://www.sarufutsu-icc.gr.jp/index.html
例年北海道各地の大学から学生を募集して3日間の研修を行っていましたが、コロナ感染対策のため今年は村内教職員の3名にお願いして1日の研修を実施しました。
イトウ生息河川やそれを取り巻く環境、産業などを知ってもらう研修ですが
1日日程と言う事でイトウが住む川の環境を観察する行程となりました
猿払川下流浅茅野から上流部王子ホールディングス環境保全林で1950年代から殆ど変わらない川の蛇行や河畔林を観察
王子の森で猿払山林の樹種を観察
猿払川の下流から上流部を廻りその特色や環境を観察
イトウの産卵河川で魚を捕獲し観察イトウ稚魚やヤマメ・アメマス・ウグイなどが採れ
参加者はタモ網で魚を捕獲する事や川を歩く事自体初めての経験との事で童心に帰って
楽しめた様子でした。
この経験を生かし総合学習の取り組みや自然環境への配慮など今後に生かして頂く事を期待し研修を終了しました。
低気圧は通過し猿払は晴れの良いお天気
気温も上がり蝉しぐれ
大雨をしのいでいた虫たちは一斉に動き出し夏を謳歌しています
河川の増水はいまだ治まっていません、しばらくかかりそうです…
雪解け増水並みにドロドロの猿払川
昨日今日比較してもやや減水した程度の鬼志別川
明日からまた雨の予報で雨量も多くなりそうまた河川の水位が上がりそうです
大雨の影響で通行止めになっている道路がまだありますが…
道々稚内猿払線と国道238は復旧しました。