低気温が続き日曜夜から雨
花壇のチューリップも閉じたまま
冷たい雨が降る猿払、渇水傾向の河川には恵みの雨ですが
5mm程度と河川が潤うほどでは…明日の雨に期待したいですが
不安定な天候、天気予報も難しい様でコロコロと変わりますね…
明日雨が降るのかな??
次期調査に向けて下見
ここは猿払でも生息数の少ない河川一見いい感じに見える産卵環境ですが
産卵床数はその区間の長さにそぐわない少なさ なぜ?と思っていましたが…
久しぶりに客観的にると…やっぱり澪筋事態が直線的な区間が多いかと
谷幅の広い河川もっと大きく蛇行していてもおかしくないのですが
地図やGPSデータを見ると河川が右岸よりに偏っています
遠い昔…施業時や林道設置時に流路の改編が著しかったかと…
林道沿いを調べると やっぱり…
林道をまたいで河川跡が多い…この様な河川は一見良好な産卵環境に見えても
産卵床数が少ない傾向が、幾つかこの様な産卵河川が有りますが
近年復活傾向に…ですが数十年前の施業や道路の建設その傷が癒え
河川環境が現在のおかれた環境の中で再度復活するのはかなりの年月がかかると言う
証かと、
流路改変後の土砂流入・河床低下・礫等の移動・泥の堆積から
倒木などで蛇行や瀬淵の復活…長い年月がかかるようです
この様な先が見渡せる河道でも幾つも倒木が有ると自然と河川は左右に振られ
倒木の下は淵その下流に瀬ができ蛇行の連鎖は蛇行を生み
礫が堆積し産卵場所・生息環境が出来上がります
今回見た区間は10年前より産卵床が増えている印象でした
支流を覗くと
おっとノーマークでした(汗
カルバートが流木により完全閉塞
川は林道を迂回し越流した痕跡も、
カルバートの閉塞は遡上出来ないだけでなく上写真の様に泥を堆積させ
産卵環境も劣化、また下流に礫が供給されないなど様々な弊害が
そもそも、このまま放置すると林道自体が決壊します…
これだけ上流側に泥が堆積していると今閉塞物を撤去して流すと下流の産卵床に
影響が出ます…イトウの稚魚浮上後7月中旬に閉塞解消作業を実施します
これでまたモニタリング河川が増えたわけで…
どうにかして閉塞しない手立てを考えないと。