低気圧の通過で荒天の猿払

 

積雪が少ない事、降雪量も少なく、吹きだまり等の交通障害や

学校の臨時休校などは有りませんでした…

 

昨日は穏やかな天候

ちょっと散策へ…通常であれば激しい藪こぎを強いられるエリアも一度溶けて固まった

堅雪の上をスイスイと…生き物たちもいつもより移動が楽かな?

 

 

先日の暖気の影響で一時川は増水…氷の上を水が走った形跡

積雪堅雪等風景や自然条件はすでに3月中旬??

 

市街地や麓では見かけないシカ達の痕跡も奥へ進むと彼方此方見かけます

例年川の氷の上はシカ達の通路になっていますが…今年はそうもいかないようで…

 

川幅の狭い所を命がけ?で横断しているようです…

同じ場所の食物を食べつくさない様に移動して餌場を変えているようですが

命がけの移動 毎年何匹かは命を落としている事でしょう…

 

ちょっと気になる支流へ

 

河川改修により直線化された河道…が寂しい…

航空写真などで見るとこの水路?の左岸側に本来の蛇行河川の痕跡が見てとれます…

平たんな地形と本流の河床低下がそれほど進んでいなかったためこの

支流の河床低下も最小限に留まり落差の発生は無いようで,

それがせめてもの救いです

 

本来であればもっと流速の遅い蛇行河川で、稚魚・幼魚・成魚が入りこめるような環境だったはず…

登りつめると…

沼が出現

流入・流出河道共に直線化されています…

戦後の入植でこの沼のさらに奥地に開拓に入っていたようで

畑か水田?の区画の痕跡が今も残っています

色々思いをはせながら歩いている10kmも歩いてしまいました(笑

山や川を歩くとついつい吸い込まれるように奥へ奥へと…

 

 

一見、手つかずの自然が色濃く残っているように見える猿払中流部…

酪農・水田を試みた開拓者たちが去り、戦前戦後の林業最盛期も過ぎさり…

少しずつその傷跡??も薄れていますが、この様な個所は結構存在します…

 

明日も低気圧の名残で少し荒れた天気が続きそうです

この東風でまた流氷接岸?になるか??