yahooブログサービス終了…
移行に伴いこれらのコメントは引き継がれない可能性が高い様です
そこで、釣りのルール・マナー ローカルルール、保護等のコメントとその返答を幾つか抜粋し投稿として残そうと
思います。

その最終回

イトウ釣りと地元経済への還元については度々投稿の文面に登場しました。

各地のイトウ釣り場でイトウ釣り=経済活動に直結している事例は漁業権も有り、ガイド、宿泊業も営む朱鞠内湖です…
皆さんも御存じと思います…ですが収益的には冬期間のワカサギ釣りの収入が上回るのが実態の様です、現在は夏季のプライベートツアーを実施し、ツアーも大盛況とのこと夏場と冬の収益も逆転する日が近いかもしれません、(既に逆転しているかもしれません)

その他の地域はと言うと…朱鞠内の様に直接的に入漁料の収益も無く流域分布や近隣に幾つものイトウ生息河川が有る関係から多くの自治体に経済波及が分散する傾向にあるようです…

この様なコメントを頂きました

猿払イトウの会様、たびたびブログ訪問させていただいています
私もイトウ釣りをしますが、経済効果の話はごもっともと感じています、
猿払だけではなく北海道内の釣り場に落ちるお金はかなり少ないと思います、
私もそうですが、車の燃料、食料は事前に調達しますし、宿泊施設を使ったこともありません、
多くの釣り人が車中泊ですし、釣り場住民に理解は中々されないどころか、
酪農を営んでいる方からは釣りは厄介者に扱いされています(これは釣り人のマナーの問題です)
地域住民にイトウ釣りや保護の条例などでお金を使うことが理解されるとは余り思いません、
特に猿払は漁業で潤っている村ですので、自治体が”何かしなければ”と言う危機感が無いのでしょうね、
猿払は今でも釣人が過密状態です、さらにイトウ釣りを売りにして人を集めることがイトウ保護と逆行するようにも思えます、
釣りと観光=経済効果と言う図式には中々成らない難しさがあるように思います、
矛盾した課題 絶滅危惧種の保護と釣り振興…非常に難しい課題だと思います。

多くの釣り人が訪れる中宿泊施設を利用する釣り人は少ない事は私が釣りをしていた頃もそうですが車中泊が多く、毎週のように通う方なら尚更かもしれません…

が、
この様なコメントも寄せられました
(鹿猟をされる方から秋季にコメント)
先日、宿泊の手配の為に何軒かの宿に電話をかけましたが、何処も「釣りですか?」と聞かれました!立派な経済効果かと!
 受益者が少ないと言う事は、考えかたを変えれば利害関係者が少ないと言う事で、絶好の条件でもあります!

確かに釣りの最盛期5,6、10、11月は宿泊者も増え、村内に数件しかない宿泊施設でも連休や休日には釣り客がメインとなる日も多い様です。

地元への還元率を上げるには何か工夫や仕掛けが必要なのかもしれませんが…
受益者の一部である宿泊施設を営む方々の意識の問題や費用対効果の面もあると思います

当会の投稿にこの様なコメントも頂きました

経済効果なんかはたかがしれてる」というような内容は 実際に釣りで来られた御客様の対応を現場でしている者として また少しでも経済効果を上げられないかと考えている者としては屈辱的で心外です とても残念です。

イトウ生息地域自治体すべての宿泊施設がイトウ釣りの方をターゲットに日々努力している訳ではないと思いますが、イトウ釣りの定宿として有名な所もあり各施設で努力なされているのは事実です

村内コンビニなどではサケ釣りシーズンになると店から氷や弁当、おにぎりが消える事が珍しくありませんが
(サケ釣りの方の一回の滞在日数の違い)
イトウ釣りシーズンでそのような光景は目にしません…それは最初に紹介した上段コメントに説明されています…地元商工業者がイトウの受益者では無いのが事実です

客単価を上げる事が少ない客数から収益を上げる手段の一つと思われますが…それには何か特別な工夫や自治体を巻き込んだ仕組み造りが必要かもしれません

また釣りやイトウ生息環境を観光や地域振興利用等のため大々的に紹介するリスクも存在します
これらが、イトウと地域経済振興を結び付ける大きな課題です。

BBk