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移行に伴いこれらのコメントは引き継がれない可能性が高い様です
そこで、釣りのルール・マナー ローカルルール、保護等のコメントとその返答を幾つか抜粋し投稿として残そうと
思います。

その第4段

釣り圧についてです…

イトウの聖地…と言われる猿払、国内最大の生息地(天塩川水系と並び)
年間猿払川下流部、初夏だけで1000~2000人の釣り人が訪れると言われています(2009年川村氏調べ)

当会ではこの釣り圧軽減のため産卵期や夜間の釣り自粛をお願いしています
基本的にキャッチ&リリースが定着している現在現状程度の釣り圧でイトウが絶滅する事は無いと思っていますが

過去高度成長期やその後の産業活動においてイトウの生息環境が劣化してきたのは事実でありそれらを回復するのは治水・交通網整備・国民財産の保護、地域振興等の観点から非常に困難な課題でもあります…

今ある生息環境・産卵環境を維持しながらイトウ釣りを継続するのが保護の観点からもベターな選択しであり、経済活動(農業・ロ林業)を排除する事は出来ない現状の中…
釣り人の出来る保護策という観点で「イトウを大切に扱う・イトウの事故死を減らす」「釣り人自らがイトウを死なせたくないと言う思い」=釣り圧とは…と言う課題にぶち当たります…




その中の釣り圧に関するコメント

産卵期 産卵前の時期に釣り人が訪れる等の投稿に対するコメントをいただきました

「エリアフィッシングでイトウの魚に対する釣圧はすさまじいものであると同時に釣られる魚は実際にルアーにかかった魚が殆どと考えます。
そこで生きながらえるなら、釣りにが与える影響はないのではと素人の思いがわきコメントをしました。
こんな状況をどう判断できるでしょうか。」


自然と釣り掘りの自然死・事故死の割合がそもそも分からないので…返答が難しいのですが…

 釣り掘りではお金で解決できる…お金を出して成魚を何処からか仕入れて放流するサイクルとは、
比べる事の出来る物ではないと思います…

もちろん自然河川での死亡率もいまだ不明です、寿命・自然死の数等々

 毎年釣りシーズンになると数匹のイトウの死骸を見かけるのはご存じだと思います、
これも釣りによる死なのかは厳密には不明ですが頻繁に釣りシーズ・オフシーズンも川を見る事が
出来る私BBKから見るとイトウの死骸を見かけるのは釣りシーズンに限られます、

限られた観察地点での私の感覚より釣り場にいる釣り人はもっと多くのイトウの死骸を見ていると思いますし、
イトウの死骸が有ると年間数回連絡が入ります、

 以前研究者(川村氏)が実施したイトウ釣りの調査では
5月下旬~6月上旬3回、土日の6日間で3匹のイトウの死骸を確認したそうです

繰り返しますがこの数値でイトウが絶滅に追いやられる事は無いと思いますが…
釣りをしない人から見ると「絶滅危惧種を釣る」事自体に理解が得られない現状も存在しますし
「沢山イトウがいる河川を優先的に保護する」という考えは国際的に理解が得られています

そのような現状や世間的な観点から当会は矛盾した?活動をしているわけですが…

釣り人自らがイトウへの圧力を軽減する活動をこれからも推進していきたいと思いますので
今後ともご協力をお願い致します。

BBk