9月に入り夏の様な気温と穏やかな天候
秋晴れが続いた猿払
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知来別・鬼志別川源流部の山頂からは利尻岳がみえます、この日も快晴の良いお天気

視点を移動すると…
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知来別川源流部山頂付近は山林が有りません
50年ほど前の山火事が原因で森が消失したようです…寒冷で風の強い地域性もあり、一度失ってしまうと木は中々育ちません…
そんな条件でも植林の作業は様々な方法で継続されているようです、管理が大変だとか…
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山頂付近茶畑の様になっている所が植林地…


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近くで見るとこんな感じ…笹地の中に植林をしています、失われた物を取り返すのは大変です…


一方河畔林皆伐後の植林地…
数年ぶり…私が確認した時にはすでにこの状態…20年近く経過していると思います

数年ごとに訪れますが河川形態の回復は進まず…植林された松の木が見るたびに高くなり、
笹繁茂するばかり…
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広大な範囲の河畔林が無くなってしまいました…広く平らな植林地を確保するため河川も一方の山側に寄せられ本来の河川形態は残っていません…
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山側に寄せられた流れほぼ直線の河道が永遠と続きます 写真右が山の斜面、左が植林地
直線化による河床低下・河床材の流失、植林地からの土砂流入…礫が無くなり岩盤が露出、所々にある蛇行、瀬淵には泥がたまる…という悪循環からなかなか脱却できない状態…この規模だとマンパワーでどうこう出来る課題では無く…、山の斜面から、巨木の倒木等を切っ掛けに、長年かけて河川形態の回復を待つしかないのかもしれません…(アメリカの様にヘリで巨木を投下出来たらな~)




しばらく纏まった雨も無く河川は渇水状態…
ながらサクラマスの産卵はダラダラと続いています、この様な年は珍しいかもしれません??

とある河川の淵をのぞくとまだ産卵前の大きめのサクラマスのメスが待機していると思いきや…
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あれ~アメマスだ…50cm以上は有りそう、猿払では大きい方です、お腹も膨らみ沢山食べているのか?それとも産卵前なので抱卵しているのか?両方か…他河川も上流部で多くのアメマスを見かけます、
サクラマス・カラフトマスの産卵を切っ掛けに多くの魚が上流を目指し、おこぼれにありつく様で…アメマスは高カロリー摂取と産卵に備えた遡上を効率よくこなしている感じがします(笑

しばらく続いた好天も今日で終了、昼から雨が降りたしました
海でのサケ釣りも不振の様で…、ひと雨来た方が何かと自然界には都合が良さそうです


朝晩の気温ひと桁台と冷え込むようになりました
皆様も風邪など引かぬようにご自愛ください

BBK