土日は少し気温が上がり雪も結構溶けましたが、山の中は20cmほどの積雪が残っています
河畔の植物は雪の下に…金曜の低気温で一気に水温も下がり川の中は余り生命感が有りません…
稚魚調査には厳しいですが新規河川の調査、地図上では結構大きな支流と思っていましたがGPSを見ながら川を遡行…余りの小ささに一度通りすぎちゃいました(笑


その後1972年に山陽国策となり…と言う事は相当古い?でもそんなにこの標識が風雪に耐えてもつのか??
山陽国策パルプが合併し日本製紙となったのは1993年(情報はウィキペディアより)現在は王子フォールディングスの土地ですので何時頃買い取りしたのか…少なくても1993年以前の物ですね、国有林のはよく見かけますが社有林の物は初めてです。
水深のある川をいったい何キロ歩いた事やら…一度通り過ぎちゃった支流を調査開始

思っていた規模より半分の感じ…ですが下流域から既に礫堆積あり、勾配も緩く蛇行も激しい、中下流部の周辺河畔林植生等は人為的な変化等全くなし、源流部の国有林では造林作業が入っていますが河からは確認できませんでした
予想外に一発目この魚、この支流全般にアメマスが多いです、猿払村内河川では超源流部や小支流源流部に礫堆積のある河川はこの魚が多い傾向が強いです

その後はヤマメ8にアメマス2…の割合、時々淵に、まだ産卵後降りていない?アメマスの40~50cmを数匹見かけました
結局地図上の期待が膨らみ過ぎ(笑、この支流は本流筋のみ産卵環境が存在する河川でした数本支流が入っていただけに期待が大きく膨らみましたが河川規模が小さすぎました、

ですがイトウの産卵河川である事は間違いありません、
しかしこの河川…春の調査時、河川周辺等横断・並行するアプローチ林道など全くなし、本流の水が多いと下流からは攻められない、渇水してからでは産卵床は消えてしまう、上流からでは下流からの倍以上の距離を歩かなければならないし、途中抜け出す道もなし、河畔は猛烈な笹でショートカットなど無理(ショートカットどころか10倍時間かかります)行ったら最後来た道?川?引き返すしかない…
遭難したらここに一泊しましょうか

BBK