先日降った雪はいまだ消えず…今日も寒い一日でした、朝晩は路面凍結
寒さが増しワシの数も日増しに多くなってきました
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昨日は環境改善と言う名の土木作業、最終日…今年度はこれで最後に、また来年新たな課題に向けてモニタリングします!
先日の改善作業
ジャーナリストの取材で全国版の週刊誌にも掲載された個所ですが…

みなさんは不思議に思うかもしれませんが…コンクリートの箱(BOXカルバート)から少し落差がついて水が流れています、これも大型の魚の遡上しずらい構造の一例です、水が落る直下のプールが浅く狭い…助走やジャンプをする推進力が生み出せない様です、プール水深25cm 長さ70cm 増水時でも一番深いところで水深35cmほど…
元々は大きな落差がBOXカルバート直下に発生しそこを土嚢などで埋め遡上経路を確保したのですが…経年で殆ど流されてしまいました…
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森林管理署の許可を得て遡上経路の回復作業、車両が入れないため応急処置的な施工に留まりましたが、周りの土嚢の内容物の洗堀の度合い等をモニタリングし改善していきたいと思います。
春の増水時にはカルバート底面ちかくまで水面が来ますので今く行けばジャンプせず泳ぎ上がる感じで、いま水が落ちている間口からイトウが遡上すると思います(多分)
石組みにより水深嵩上げとプールの水深確保、プールの長さを200cm、プール全体の水深40cmに設定しました
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本当はこちらの方が問題だったりします…
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この河川下流部にあるカルバート内部、
今年春、この様にコンクリート横工の間口を塞ぎイトウが立ち往生…至急遡上経路を確保し何とか産卵期後期の遡上に間に合いましたが、それまでおそらく大型魚は遡上出来ず、撤去後後半に遡上したペアだけが産卵出来たようです、それを物語るようにメス一匹分の産卵床数で今年の産卵は終了…以前の3分の1に留まっています。
もし今年の春ここを撤去しなかったらジャーナリストはこの上流でイトウの写真や動画は撮れなかったでしょうね、私に感謝してほしいです(笑

昨日の土木作業は都合により載せられません(笑
これで今年の土木作業?じゃなく環境改善?はひと先ず終了です…また来年
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あすは朱鞠内でイトウフォーラムです

BBK