久しぶりに晴れ、穏やかな猿払でしたが明日夜からは雪の予報
明日も晴れそうですが最高気温が4℃と11月並みの気温、月曜は大荒れの暴風雪だとか…(汗
調査と言う名の土木作業等ばかりで今年は猿払村内でまともにサケの産卵行動を見ていません、
そろそろ終わりかな…
沿岸のサケ漁は不漁…近隣のサケ増殖河川の遡上もかなり少なめ…でしたが意外な川でサケの産卵を確認…
ほぼ間違いなく放流起源では無く野生のサケだと思います、非常に貴重な個体群かもしれません…

村内イトウ生息河川でもまだ調査できていない河川がいくつか…非常にアクセスが悪く
山越え、本流中流を渡らなければアプローチできないく、もちろん林道などは近くに存在しない河川が…
幾つかの条件が整わないとアプローチが出来ない河川にトライしましたが、狙いが当たり、新たな産卵河川の確認となりました、

さぞ原始河川の原型をとどめた河川と思いきや、いやいや、ほぼ原始の姿をとどめてた貴重な河川です、
ですが…
あれま~

林道が…しかもカルバートが閉塞し数年を経てか?決壊、一時的に産卵が途絶えていた可能性もあります、
もう少し早く調査すべきでした、さっそく土地所有者に打診…ところが林道を把握しておらず(笑
では私が調べましょう!ってことで航空写真等とにらめっこ、目星を付けてGo!、結構アプローチ楽でした!、でもまさか林道があるなんて…いったいこの林道が何処に続いているのか??
方角的にあそこだな?と言う読みが当たり林道出口を突き止め
先日逆からアプローチ、土地所有者からは近年施業したと聞いていましたが…

あぁ~~あっ、やっぱこうなっちゃうのね… 局長通達・企業の保全林等々山林の河畔林や河川環境を守る動きはありますが、実際機能していないのが現状、結局施業現場に情報(通達内容や保全林の場所など)が降りていない、施業発注者が管理監督していないことがこの様な施業を引き起こします、
結果的に逆から林道をアプローチした事により、もう一河川産卵河川を確認、
地道に情報交換あるのみですかね…?
たとえ画期的で簡易な調査方法が開発されイトウの個体数が把握できても、この様な事情が改善されなければイトウは保護できないと思うのですが??
BBK