先週の高気温から、いつもの猿払に逆戻り冷たい風が連日吹いています
今日も最高気温は11℃でした
週末の猿払川河口周辺はものすごい数の釣り人で…数人の釣り人と会話を全く釣れないとか…
以前私もイトウ釣りに狂っていた頃がありましたが…釣れないと人のせいにしたくなるのが心情です…
釣りから少し離れた現在は…釣り堀並みに釣り人が押し寄せる環境に釣り堀の様に新しい魚をどんどん供給できない(自然環境・野生の個体群では再生産の量は多いとは言えません)
連日決まったキャパの中イトウを釣っているわけで…スレたり警戒したり、餌取り場を変えたり…ダメージで死んだり?色々とあると思っています、
もちろん猿払川は下流域の直線化(およそ20~30年前)の影響でイトウの餌となる生物も減っていますのでその辺も影響していると思いますがこれらも含めた因果関係を調査するには膨大な時間、労力、経費等が掛かりますが(研究者とか言う調査研究が仕事の方々にこのあたりを真剣に取り組んでほしいですが)
私のような素人には手に負えない課題であります(涙
私のできる事と言えば産卵環境・状況の観察・記録、維持改善作業位でいっぱいいっぱいです(笑
山の木々はすっかり新緑に包まれています、川は渇水気味ですが生命感にあふれています

フクドジョウは産卵期でしょうか浅瀬に群れている姿を良く目にしますが…

猿払水系でも近年増えてきた印象のアメマス、アメマスの多い水系では春に産卵床から出てきたアメマスの稚魚を沢山見かけます、お隣稚内のアメマスが多い水系を調査した時は所によって足の踏み場もなほどアメマスの稚魚が群れていました、
近年ブームの宗谷周辺海岸での海のサクラマス・アメマス釣り、猿払周辺河川での彼らの産卵域はイトウ産卵域よりさらに上流を利用しています、超源流の小さな流れで彼らは子孫を残します、森林施業などでは見すごされるような小さな流れを保護する事が彼らの再生産を維持し、それを利用する釣りが成り立ちます、乱獲同様、産卵・生息環境維持にも気を付けなければなりませんね

岩盤の落ち込みに群れるサクラマス幼魚(ヤマメ)このブログで何度も使っている言葉ですが…
「この様な光景を何時までも見られるよう」に活動を続けていければと思っています
*現在ヤマメは禁漁期間です上川管内では6月からですが宗谷管内では7月から解禁です、
なお河川でのサクラマス釣りは周年禁漁ですのでお間違いのないよに
BBK