比較的安定した天候の週末
朝から晴れていましたが、のちに目まぐるしく天候が変わり一時は視界不良になるほどの雪に
ですがすぐに止みました
日差しはすでに春の日差し、日中は気温が低くても道路の雪を溶かすほどです
次の暴風雪に備え路肩の雪を除雪する作業が早朝から行われていました

猿払川下流は河口域までほぼ完全結氷です、周辺の湖沼も雪原と化しています


上写真木の奥は大きな沼ですが雪が降り積もりどこから沼だか分りませんね(笑
夕方から夜にかけて餌を求めシカが出てきます、山は積雪で移動や餌を採るのが困難になり毎年早春になると積雪の少ない海岸線近くの丘陵地や道路脇、河川周辺に集まります

ハンターに狙われると分かっていても飢えには勝てません、冬を乗り切るのはいろんな意味で命がけです

飢えをしのぎ、餌場からねぐらの林に雪原を歩き帰っていくエゾシカ、
エゾシカの多方面への被害は深刻なようです…北海道では現在推定48万頭生息していると言われています、
毎年駆除等の捕獲数は十数万頭、平成22年の63万頭をピークに減少しつつありますがまだ生息数は多いようです、シカ肉の流通商品化等課題が色々とあるようですが、一時は絶滅に瀕したエゾシカ、現在の生息数や流通、駆除の問題ばかり話題になっていますが、現在の北海道の自然環境のなかでエゾシカの適正な生息数のは話は余り耳にしません…シカがいてこその狩猟・シカ肉の利用流通ですので…
シカを減らすための流通では、流通に携わる人たちはシカが減った時に無職になってしまいます
偉い人達はそこまで考えているのかな??
なんてシカを観ながら思いました
BBK