全国的に残暑が厳しいようですが、猿払も日中は暑い日が続いています
9月に入ってからやっと朝晩少し涼しくなってきました…
村内北側のサクラマスの産卵はほぼ終了したようです…
土曜日は、鬼志別川の取水堰上・下流のサクラマスの産卵床分布と魚類相調査へ
 
 
最初に堰の下流側のサクラマス産卵床を数えます、サクラマスが産卵した痕跡をひたすら川を歩き数えていきます…堰下流1.5km区間には120個のサクラマスの産卵床が有りました、
この1.5km区間の内3箇所でタモ網を使い一定の時間魚を獲って生息魚種を調べます…
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イトウ稚魚が最初に獲れてチョッとオドロキ… 6.3cmう~ん 0歳魚にしては大きいな…????
4匹獲れてそれぞれ同サイズ…
 
そのほかフクドジョウ、ヤマメ、アメマスを確認、ドジョウとヤマメが捕獲数の大半を占めています、
 
次に堰の上流側ですが 予想通りサクラマスは堰を越えられないようで、産卵床は無く、サクラマス、イトウ共に
確認(捕獲)出来ませんでした、唯一フクドジョウは確認出来ましたが1.5kmの区間をタモ網で調査しながら遡行しましたが4匹しか確認できませんでした…堰はサケ科魚類の遡上を妨げているだけではなくその他の魚類にもなんらかの影響を及ぼしているのかもしれません。
 
堰の上流側には旧国鉄の名残が残されています、
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ブロック組のアーチ橋もあります風情が有っていい感じです(現在は使われていません)
現在は線路も撤去され鉄橋も鉄骨のみが残されているだけです…
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以前は地域の足として活躍した路線ですが、現在は山奥の谷底にヒッソリと、その面影を残すのみです。
 
調査の帰り道はこの旧線路跡を利用して帰路に着きました。
 
猿払はきょうの昼から雨が降り続いていますが雨量はそれほど多くありません、
海岸ではサケ釣が最盛期を迎えているようです。
 
BBK