先日に引き続き…イトウ保全林猿払中流部の散策です
出発地点の道路から川まではおよそ800mほど…モノトーンの世界を突き進みます、聞こえるのは小鳥の囀りとキツツキのドラミング、鷲の鳴き声、風の音…上空には20羽ほどのワシたちが…
程なく猿払川に突き当たりました川面には氷が張り雪が積もっています、写真では川なのか良く分からないと思います…
良く見ると鹿の足跡が道のように伸びているのが分かります、氷の上は積雪が少なく移動しやすいようです、氷が割れて落ちるリスクはありますが移動時の体力消耗回避を考えているのでしょう。

ワシたちが弧を描きながら飛んでいる真下の大木見ると…

オオワシとカラスが陣取っています、私の姿に気付いていながら中々飛び立とうとしません、何か食べる物があるようです…カメラを取り出し構えると鷲は飛んでいってしまいました…邪魔してしまったようです、邪魔したついでに巨木まで見に行くと案の定…

若い?鹿の死体がありましたこの地の生き物にとってこの時期は欠乏を意味します、冬を乗り切れなかったこの鹿は鷲やその他の動物の糧となります、厳しい自然の掟を目の当たりにしました、この厳しい季節はもう少し続きそうです生き物たちも春を待ち望んでいる事でしょう。
早春?の猿払川 終わり
BBK