低気圧の接近で全道的に荒れた天気ですね、猿払も現在吹雪です…
今月、イトウ稚魚の残存と越冬環境の調査をしていましたが、今までに無かった?
(見ていたのに覚えていなかったかも?)状況にちょっと違和感を感じています…
今月はじめの初雪後の暖かい天気のせいでしょうか?かなりの数のフキノトウや水芭蕉が
すでに芽吹いています、
実際にはごく当たり前のことなのかも知れませんし、いままで見落としていたことなのかも知れませんが
フキノトウはすでに開花している物まで…
極めつけがこれ…早春に浮上するはずのサクラマスの稚魚がすでに浮上間近…の状態に驚くのもつかの間

すでに泳ぎ始めている稚魚まで発見…道北などは8月中旬に産卵が始まるので、積算水温的とか日数
的には浮上していてもおかしくないのかもしれませんが、産卵後から今月まで全般的に水温が高かったことを
物語る事例なのでしょうか?
いままで見たことが無かったので少しショック…この子達は恐らく冬を越せないのでは…
地球の平均気温が上がるとこのような一般の人たちが目にする事の無い所からジワジワと生物への影響が
でてくるのでしょうか????
今月の調査では異変だけではなく新たなイトウの産卵河川発見もありました

非常に小さな河川でも世代交代が順調に行われているようです。
BBK
稚魚調査、河川環境調査はイトウ生態保全ネットワークの協力のもと
独立行政法人 環境再生保全機構 地球環境基金の助成金で活動しています