「1票の格差」問題に見る「不平等ヒステリー」 | 世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

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代議士秘書10年、山口県防府市議6年。現在は東京都小平市議(2期目)。地方から日本を改新し、世界を救うことを目的に活動中。日々街頭に立ち、思いと政策を訴える“メガホン侍”。


昨年12月の衆院選広島1、2区の選挙結果を無効とする判決が広島高裁で出されました。


「不平等ヒステリー」極まれり。

どうしてそこまで「平等」に拘らなくてはならないのか。

いくら選挙区割りを変えようが、完全な機会の平等など提供は不可能です。

有権者数を揃えれば、今度は投票所の数の「格差」はどうする?

人それぞれ家から投票所までの距離にも「格差」はある。

それ以前に20時より前に投票が締め切られる投票所は全国に山ほどあります。

これは問題にしなくて良いのでしょうか。


政策や主張を比べ、悩みに悩んで決めた一票も、鉛筆転がして決めた一票も同じ一票だけど、これは公平ですか?

公平性は問題ではなく、平等性だけに価値がある?


不毛です。


出来るだけ選挙区によって有権者数に出来るだけ偏りがないように努力することを否定はしません。

しかし、1票の格差を理由に違憲だとか、選挙無効だとか裁判を行うことがどれだけ国民の利益になるというのでしょうか。

どれだけの国民がそんなことを求めているというのでしょうか。


冒頭に書いた通り、これは「不平等ヒステリー」の表出したものでしょう。

本当は誰もが分かっている通り、どこまで行っても完全な平等状態など作れっこないのです。

出来もしない、ありもしないことを追い求めるフリを続ける社会なんておかしいと思いませんか。



※以前にも「1票の格差」問題に書いた拙文がありますので、よろしければそちらの記事もご覧ください
 → 
http://ameblo.jp/itouhisashi/entry-11145209305.html



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