景観計画案の説明会に出席 | 世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

代議士秘書10年、山口県防府市議6年。現在は東京都小平市議(2期目)。地方から日本を改新し、世界を救うことを目的に活動中。日々街頭に立ち、思いと政策を訴える“メガホン侍”。

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防府市では景観計画の策定に取り組んでいます。

今日は小野地区で計画案の説明会があるとのことで、仕事が終わった後、小野公民館に行ってみました。

小野に帰ってきたのが開催時刻の19時を少し過ぎていたのですが、公民館駐車場には車が1台しか停まっていない・・・あれ?日時を間違えたか?・・・と不安になりながら、会場に入ると見慣れた職員の方の顔。

しかし、会場には誰もおらず、説明会も始まっていません。


なんと、出席者は私一人でした・・・。



とにもかくにも、私一人に対する説明会が開始。

なんだか、市議時代の委員長レクを思い出してしまいました。

職員の方もやりづらかったことでしょう(笑)


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景観計画全体の印象は、なんだかぼんやりした感じ。


何しろ景観計画の理念が「防府の『たたずまい』を感じられるまち」という分かったような分からんようなもの。

景観計画の出来うんぬんよりも、ビジョンがしっかりと掲げられていないところにそもそも問題があるように感じました。


かと思えば、届出対象行為の案は、この時点でかなり細かく提示されていたりと、ちぐはぐな印象です。

だいたい、「景観整備」などと、予算をかけて電線地中化などに取り組んでいる宮市から国分寺あたりに、市長が代表を務める政治団体がベタベタと景観を損なうポスターを貼ったりする始末ですから、そこに崇高なビジョンなどあろうはずもないでしょうね。




防府市の中でも旧山陽道や萩往還などは、当然歴史を感じさせる景観づくりを進めるべきだし、私の住む小野地域などは、自然や棚田など「景観づくり」というより「景観保全」を図っていかなければならない地域。

計画でも、地域によって目指す「景観」が違っているのは当然なのですが、市内全域の景観づくりを同時進行で取り組もうとしても、それは難しいように感じます。

限られた予算の中では、優先順位を決めて集中的な投資を行わなければ、結果としてどの地域も中途半端な結果に終わってしまうことでしょう。

計画策定後の条例づくりや、施策の実施などにはかなり課題があります。




景観形成を行うには個人財産について、ある程度制限をかけていかなくてはなりません。

建物の高さだけでなく、デザインや色遣いも含まれます。

行政からの強制ではなく、「自分たちが暮らす上で心地よい空間をつくろう」という意識が芽生え、地域が一体となって取り組んでいかなくては難しいでしょう。


議会改革の推進によって、この景観計画は議会の議決事件となっています。

来年3月議会には上程しようというスケジュールですが、それまでに住民、議会を含めて更に練っていくことが必要と思われます。


市民の意見を提出できるパブリックコメントも現在実施中ですので、是非、皆さんもご意見を提出されてはいかがでしょうか。

防府市パブリックコメント→http://www.city.hofu.yamaguchi.jp/soshiki/5/public.html






世のため人のため~ “メガホン侍” 伊藤央です!

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