民主党大会で見た「民主党らしさ」 | 世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

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代議士秘書10年、山口県防府市議6年。現在は東京都小平市議(2期目)。地方から日本を改新し、世界を救うことを目的に活動中。日々街頭に立ち、思いと政策を訴える“メガホン侍”。



16日、民主党大会が行われました。

今回は日の丸が掲揚されてましたねぇ・・・。


さて、党大会としては、まぁ、なんとも凄いタイミングな訳ですが、小沢幹事長は続投を宣言。

新聞で党大会での小沢幹事長の挨拶の要旨を読みましたが、とても説明責任を果たしたとは言い難いものです。

件の土地購入の原資については、これまで定期預金を担保に銀行から借りたとしてきましたが、昨日の挨拶では「積み立ててきた個人の資金」との説明。

また、以前には政治献金が資金となったと発言したこともあり、バラバラです。

「単なる記載ミス」との主張ですが、4億円もの取引について記載を忘れることがあるとは俄かに信じ難い。

「国民目線」で政治を行う民主党の代表は12億円について何も知らないし、幹事長は4億円を忘れちゃうという金銭感覚。


党大会には、小沢幹事長が怖くて何も言えない国会議員だけではなく、地方代議員会議もあったことだし、代議員も出席していたんだろうと思いますが、まぁ普通なら怒号が飛び交う大荒れの大会が想像されます。

しかし、小沢幹事長の挨拶に拍手の中、全く異論は出ず。

怖い・・・本当に日本での出来事?

中国や北朝鮮のようです。


先日、記事の中で「自由民主党」-「自由」=「民主党」と書きましたが、間違ってました。

「民主党」には“民主”はありませんでした。

議員から党員まで徹底した独裁体制下にあるようです。

では、「民主党」-「民主」=「党」

になります。

これが正解かもしれません。

民主党には綱領が存在しません。

つまり、政党としての基本政策、基本方針を持ち合わせていないということです。

民主党ってのは「どんな党なのか」、「何を目指す党なのか」、誰も答えられない。

「名は体を表す」という通り、少なくとも名乗る側にとって党名ってのは、その党の性質を表すものなはずです。

目指す方針が無いのだから、ただの「党」なのです。

右から左まで、思想も政策も極端にバラバラな人たちが“ただ”集まっている党です。

非常に不可思議ですが、私なりに民主党の旗の下に集まっている意味を考えてみましたが、唯一意味があるとすると「選挙互助会」という性格でしょうか。


昨日まで政治のことなど考えたことがなかったであろう人でも、民主党公認ならば当選。

社民党公認だったら落選するだろう人でも、民主党公認ならば当選。

ただこれだけです。

これが「民主党らしさ」。

地方代議員ってのが、どんな方々か存じませんが、恐らく地方議員も入っているのでしょう。

党大会での態度を見る限り、国会議員に限らず、地方議員まで、しっかりと「民主党らしさ」を持っておられる方々のようにお見受けします。


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