安倍晋三元総理の講演 | 世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

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代議士秘書10年、山口県防府市議6年。現在は東京都小平市議(2期目)。地方から日本を改新し、世界を救うことを目的に活動中。日々街頭に立ち、思いと政策を訴える“メガホン侍”。

 
 
昨日は、山口県地方議員連絡協議会の総会に出席しました。
 
議事の後、安倍晋三元総理の講演。
 

 
前半は、民主党政権をめった切りでした。
 
先ず、「菅総理という人物が首相にふさわしいのか」ということ。
 
菅総理は、国旗・国歌法案に反対して総理大臣になった初めての人物であること。
 
このような人物が、国旗・国歌を背負うべき日本国の代表になることは由々しき事態だと仰っていました。
 
また、余りメディアでは取り上げませんが、ネット上では有名な「シンガンス釈放嘆願」の件にも触れられました。
 
日本人を拉致した犯人を釈放するよう求める嘆願書に土井たか子元議員らと共に署名したという件です。
 
署名した国会議員のほとんどは政界を去っていますが、ただ二人現職の国会議員が残っています。
 
それが、菅総理と千葉法務大臣。
 
現内閣の極左ぶりが分かります。
 
安倍元総理は、「米国で9・11の実行犯を釈放せよという嘆願書に署名した議員がいれば、大統領になれるだろうか?」と仰っていましたが、当然、米国民は許さないでしょう。
 
他にも菅総理が掲げる経済政策の誤りについても指摘されました。
 
 
後半は、日本が取り組むべき問題について。
 
①財政健全化
 
②社会保障等の財源、基盤の安定化
 
③中国との付き合い方
 
これらは、どの党が政権を担っても、取り組まねばならない重要な問題であるとの認識を示されました。
 
そして、農業も含め生産性を高める戦略を持ち、アジアをマーケットにしていくこと、民主党政権下で、日教組の影響力が増すばかりの教育の正常化、集団的自衛権の問題などを挙げられました。
 
最後にご兄弟である岸信夫参議院議員に対する支援のお願いもしっかりとされ、政権奪還への意気込みを示されました。
 
 
参議院は、解散もなく任期も6年間。
 
目先の課題解決も大事ですが、国家の在り方についてしっかりとした考えを持っている人を選びなくてはなりません。
 
選挙は勝たなくてはダメですが、民主党のような選挙第一のご都合主義の政策では、国家は守れません。
 
自民党は、場当たり的なバラ撒き施策ではなく、今こそ保守思想からなる国家観を打ち出し、堂々と参院選に臨んで欲しいものです。
 
 
 
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