朝、議会事務局に行くと、ありました。議案と資料。
うーん、やっぱ3月議会はボリュームあります。
今日は、教育民生委員会の所管事務調査があったので、オブザーバー出席。目玉は新体育館の建設について。だいたいの方向性が見えてきた感じです。
観覧席に車椅子のスペースが出来るのか、フットサルなどでの利用には対応できるのか、音楽イベントや飲食を伴うようなイベントでの利用もできるのか、など色々と聞いてみたいこと、要望したいこともあったのですが、委員からの質問でかなり時間もおしていたので、オブザーバーの身としては遠慮しておきました。今度、個人的に聞いておきます。
しかし、市民へのアンケート調査によると、現在のスポーツセンターを「よく利用する」、「たまに利用する」と答えた人は全体の17%ということ。新体育館になれば利用者が増えることも見込めるのかもしれませんが、17%の市民のために40億ものお金を投じて(プラス年間維持費は1億円くらいになるらしいです)新しい体育館を作るというのは、どうなんでしょう。
もちろん、体育館は新しくなった方がいいに決まってますが、どんな体育館にするか検討する前に、新体育館建設自体が本当に必要なのかを市民とともに考えなくてはいけないのではないでしょうか。
市長は「市民参画」、「市民との協働」などの言葉が大好きなようですが、「やる」ことは市民の意見を求める前に市側で決めてしまって、「やる」ことは大前提となり、「どうやるか」という段階になって市民の意見を聞くというのは、本当の市民参画ではないのでは・・。
今回の体育館の件だけでなく、公有地の売却についても、「建設すること」、「売却すること」を前提にしてしまって、そこに至るまでは議会にも意見を求めることはない。「どんな体育館にするか」「どういう方式で公有地を売却するか」という段階で意見を求める(それも、執行部案にイエスかノーかみたいなやり方が多い)というんじゃ、議会は執行部の追認機関になってしまいます。
市民に対しても、議会に対しても、もっと誠実な態度で接しててほしいものです。