さて、“もしドラ選挙”の具体的手法第1弾です。
「選挙運動自動車は本当に必要か」を考えてみます。
いわゆる「街宣車」ですが、正直に言って評判が良くありません。
基本的に走りながら宣伝活動を行う車ですので、長々と政策を述べても、ほんの少し聞いただけで走り去ってしまいます。
ですから、「名前の連呼」を行っていることがほとんどです。
まぁ、いいとこキャッチフレーズやスローガンくらいでしょうか。
いずれにしても、街宣車によって投票行動を決めるという有権者がどのくらいいるのでしょう。
ほとんどいないのではないでしょうか。
じゃあ、何で候補者は皆街宣車を走らせるのか・・・「皆がやっているから」以外に理由はないのではと思われます。
選挙運動自動車に関わる経費には公費が支払われます。
4年前の県議会議員選挙で運転手雇用、燃料代、自動車借入など、選挙運動自動車関連に支払われた公費は19,565,394円、約2000万円です。
民主主義には当然、その経費がかかりますから、これを“ムダ”とは言いません。
しかし、選挙区の範囲や、地域の特性によっては、本当に街宣車が必要かどうか考え直した方が良いのはないか・・・。
防府市だけが選挙区の場合、なんとか街宣車無しでも出来るのではないか。
街宣車で名前を連呼するよりは辻辻に立って、演説で政策を訴えた方が良いのではないか。
いずれにしろ、これまでも私の場合は、選挙期間の内、相当の時間を自転車に乗っていた訳で・・・。
実は、2年前の市議選の前には、周囲の議員に「街宣車の使用時間を朝夕1時間ずつ少なくする協定を結んではどうか」と投げかけたことがあります。
理由は環境に配慮してということですが、「通勤、帰宅時間帯に街宣できないのは痛い」という理由で賛同を得られませんでした。
確かに一理ありますが、考えてみれば自分だけでも実施すれば良かった。反省。
本来、有権者の投票行動は、その候補者の実績や政策などから判断して行われるものだとすれば、もっと違う伝え方があるはずです。
「世襲や、知名度、資金力、組織力のある候補しか勝てない・・・」と不満を言うくらいなら、選挙のやり方に“変革”を起こせば良い。
有権者に変革を求める前に、先ず自分からイノベーションを起こす努力をしてみよう。
あきらめずに有権者を信頼してみようじゃないか。
「志と行動力さえあれば、誰でも政治家への道が開ける」ということを私が証明してやろうじゃないか!
まとめ・・・
・選挙運動自動車はうるさいし、環境にも悪い。
・その効果も疑わしい。
・費用は皆様からお預かりした血税から支払われる。
よって、
伊藤央は次に臨む戦いにおいて、街宣車を使用いたしません!
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