離婚を考えていたモラハラ夫の、一周忌が来月にあります。

登山での事故から約1年。


モラハラの被害者は、私だけではなく子どもたちもです。

いなくなって、平和な日々が訪れました。








けれど、やはり寂しさはあるもので…。

離婚はしたかったけど、死んで欲しくはなかったといまでも思います。


いなくなったことへの憤りとか怒りとか、夫への感情の行き場がなくてとてもつらいです。

そして虚無感から今でも、抜け出せない。


生きていて欲しかったな。

散々ケンカをしていた夫婦だったけど、生きて帰ってきて欲しかったです。

現実には奇跡なんてものはないもので、その事実を受け入れなくてはいけない非情さがね…。

人の命ってこんなにもあっけなかったのかな…なんて。


なんとか一周忌まで頑張ってきたけど、心の痛みはやわらぐことはありません。


ボロボロのお財布を見て、買い替えなきゃって思うんだ。

だけど、ネットでお財布を見ていると無性に夫の事を言葉をリアルに思い出すんです。

結局ネットを見ていられなくて、買えませんでしたが。

ボロボロになったお財布は、夫が北海道へ登山に行った時の帰りに買ってきてくれた誕生日プレゼントだったんですよね。


三回忌をむかえるころには、痛みがやわらいでいることを祈るばかりです。