百田尚樹氏辞意 | 夏炉冬扇の長袖者の尉のブログ 

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 日本保守党が迷走を始めました、これは政党として考えると理解出来ませんが、ネトウヨの溜り場として見れば当選の成り行きです。

 

 【百田氏は前日、都知事選対応について、小池百合子都知事相手に勝算がないことや惨敗した場合は党のイメージダウンにつながるとして、見送りを表明していた。すると「7割が非難コメント」(百田氏)とコメント欄が荒れたことで、改めてその真意の説明となった。

 百田氏は「日本保守党は見損なった」「もう応援しません」「お金を使うべき」などのコメントを読み上げながら、呆れたり、キレかかる場面もあったが「損得考えずにやれることとやれないことがある」「知名度アップは別の方法で頑張る」「結局はカネというが、カネなしで選挙に出てください」などと一つひとつに答えた。】

 

 まずはこれですが、都知事選を見送ったことに関しての非難がコメント欄に多く寄せられていて、それに答えを付けたら、その答えが支持者には気に入らなくて、日本保守党の支持者による百田氏への攻撃につながったのですが、政党は組織であり、執行機関で都知事選見送りと決めたら、そう決めましたで良いのです。支持者と称する無責任な人たちのコメントにいちいち答える必要はなく、組織決定ですと言えば済むのです。

 

 党員であれば党組織を通じて意見を上げれば良いのであり、党首のブログのコメント欄でやりとりすることが政党的ではなく、いかにもネトウヨ的で、ここがネトウヨの溜り場でしたないことが分かります。辞意の表明がこれです。

 

 【日本保守党代表で作家の百田尚樹氏が8日、自身のXを更新。「マジで代表を退くことを考えています。」と投稿し、代表辞任をほのめかした。

 百田氏は「日本保守党の代表は、私よりも有本香さんの方がふさわしい!戦略眼、大局観、肝の座り方、人望、どれをとっても私より上。」と、日本保守党事務総長の有本香氏を代表に推した。

 百田氏は「大半がアンチやろうけど、中には日本保守党の党員か支持者の中に、百田の発言が気に入らないという人は少なくないです。 実際、党員やめる、支持やめる、という人がいます。 彼らは私が彼らの望むようなことを言わないと私を非難します。 なので、私はもう代表を降りようかと考えています。」と重ねた。】

 

 こいつバカかと言いたくなります。辞めたいのであれば、党の幹部のみに話して、後任を決めたあとで、世間に公表するのが政党というものです、決めてもいないのに、Xで世間に公表してしまう、後任の人事にまで触れてしまう、国政を狙う政党の党首のやることではありません、自分が思ったことをなんでもSNSで語ってしまうネトウヨそのものです。

 

 文句を言っているのは衆議院補欠選挙で飯山陽氏で盛り上がって、続いて飯山陽氏で都知事選をやりたいと思っていた人たちです。飯山陽氏で都知事選をやったら党の看板になってしまう、そうしたら来年の参議院全国比例で有本香氏を当選させたいという百田尚樹氏の思惑が壊れるから、いろいろ言って飯山陽氏を外しに出たのが実際のところであり、後任に有本香氏といえは飯山陽氏のファンはいよいよ怒ります。

 

 この人に党首を勤める能力はありません、政党の責任者はどう振る舞うのかどいった意識がなくて、ネトウヨ感覚で、支持者だといって集って来たネトウヨたちとSNS上でやりあっているのです。日本保守党は百田尚樹氏が血迷って作ったものですから、百田尚樹氏がこのようであれば店仕舞いするしかありません。