党の人間ではない 飯山あかり氏  | 夏炉冬扇の長袖者の尉のブログ 

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 日本保守党の飯山あかり氏が、下に貼ったようなことを言っています。国政選挙で公認した人が政党の党員ではなかった、まともな政党ではあり得ないことですが、2年前の参議院選挙でも、参政党で、公認で全国比例に立候補した武田邦彦氏が党員でなかったという問題が浮上して、全国比例の個人得票で武田邦彦が1位になったら、この人は党員ではなかったから当選は無効、2位の神谷宗幣が議員になります、とする陰謀があったのではなかったのかと言われました。

 

 飯山あかり氏は小選挙区の補欠選挙ですからそういうことではなく、当選したら党員になって議員を務めるが、落選したら日本保守党とは無関係になる、政治活動も考えていないという、党員外の1回限りの契約候補ではなかったかと考えられます。

 

 どうしてこのようなかたちで飯山あかり氏が立候補したのか、順当に行けば、党として初めての国政選挙ですから、代表の百田尚樹氏か事務局長の有本香氏が出て来ても良さそうなものなのに、党員でもない部外者の飯山あかり氏が出て来たのです。

 

 補欠選挙は投票率が低く比例復活もありませんから、日本保守党の候補が当選することは困難です。そこで百田尚樹氏や有本香氏は、当選の可能性がある衆議院の東京比例に出るか、参議院の全国比例に出るかして、落選するであろう今回の補選は1回限りの部外者の飯山あかり氏にやらせるということになったものと思われます。

 

 飯山あかり氏がもしも当選して国会議員になったら、百田尚樹氏や有本香氏にすれば国会議員の権力を使って、飯山あかり氏が党の政策や人事で主導権を握る可能性もありますから、当選しないと見込んでいたと考えるべきでしょう。

 

 もちろん世間向けにはそれは言えませんから当選出来るとネトウヨを煽って、落選したら組織も金もないのによく健闘したと言う、この見解は始めからの脚本通りのものであったわけで、煽られて絶対に飯山あかり氏は当選出来ると力みかえっていたネトウヨが愚かなです。

 

 日本第一党でも、参政党でも、日本保守党でも、いつも物事が分かっていないネトウヨは利用されるのです。