神谷宗弊  | 夏炉冬扇の長袖者の尉のブログ 

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 神谷独裁で離党者続出になっている参政党がやってくれました。神谷宗弊だって、弊害しかない存在なので党員の本音が出た感じです、自民党のポスターで岸田文汚と書くのかという話です。

 

 神谷という人に対して政策立案能力はあるという人もいますが、昔を知っている古谷経衡氏によれば、初めて会ったころはネットでは陳腐になっている初期のネトウヨのようなことを言っていた、人に会って話を聞くとすぐに自分の意見のように喋ったとなっています。人の意見の受け売りだけでやってきた人なのです。神谷に独創的な政策があったわけではなく、参政党に寄って来た人の議論を聞いて、神谷が適当に混ぜ合わせて行ったものなので、非現実的な矛盾が多いものになっているのです。

 

 自分が議員になるためにとった手法は悪辣そのものです。武田邦彦氏が告発していますが、22年初頭の参政党の候補者の知名度は、武田邦彦氏、松田学氏、赤尾由美氏、神谷、吉野敏明の順でした。

 

 神谷は党首でも代表でもなく事務局長でしたが、講演会があると自分が参加していない会でも、最初に神谷が演説しているビデオを流して、それから当日の演者の話が始まるというやり方を事務局長の権利でやっていました。人の多い大都市での街宣を自分が取って、知名度が高い武田邦彦氏は地方の人が少ない街宣に行かせる。

 

 参政党は支持しているが投票のときに誰の名前を書いたら良いか分からないという人に対して、神谷が党を率いているのだからその名前を書くようにと誘導する一方で、当初の知名度が高かった武田邦彦氏の支持が伸びないように仕組んでいたのです。

 

 参政党の候補のなかで最多の得票を得て議員になったら、党首の座を奪い取り、有力幹部を追い出し、日本には時間がない、参政党は今が一番大事なときだからと言って、誰にも文句を言わせない独裁体制を構築します。選挙前は参政党の政策は入って来た党員がこれから決めますと言っていたのに、真逆の独裁になったわけで、時間がない、今が大事なときというのは、神谷の個人的な感想に過ぎません、それで独裁が許されるのであれば、党員募集のときの公約などは簡単に破って良いことになります。

 

 神谷をトップから降ろしたら良いと言っている参政党支持者もいますが、党首で事務局長の神谷を党員の意志で降ろすことが出来ない規約を作ってしまっていますから、どうにもならないというのが実態です。