家で作業してたら、
突然目の前で花火が始まった。
そうか、今日だったか。
またしても、女の子とかと楽しく見たりする事もなく(笑)、
家で見てしまった。
一昨年は「オスシリンダー」のレコーディングしながらロンリー花火。
去年は10周年ライブの準備しながらロンリー花火。
今年は…なんか気が進まないちょっとした事務作業しながらロンリー花火。
この家は、たまたま周りに高い建物がなくて、
花火の方向に窓があるので、
その花火の打ち上げポイントからちょっと距離はあるものの、
運良くかなりの特等席といえる。
パソコンをしながら、その向こうに花火があがってる。
部屋の電気を真っ暗にして、窓開けてちょっと遅れてくる音を感じて、少し夏を満喫できた。
でもクーラーガンガンの部屋で見る花火は、ちょっと違うな(笑)。
ああ、海行きたかったなあ。
熱海の花火とかも見たかったなあ。
花火って、空の広大さを感じれるのが好きだな。
大きな空間を贅沢に使ったまさにエンターテイメント。
あの花火の真下で職人さんが汗流してやってるんだろうなとか毎回想像して見ている。
職人さん同士で花火打上げた後のビールは絶対ウマイだろうなあ。
どんな事を話してるんだろう。
「Aさんの、あの5尺玉さすがでしたね!」
「いやいや、君もまだ新入りにしちゃあ、オープニングのタイミングもよかったぞ」
「しかしおい、あのミッキーの形の花火、上下向きが逆だったぞ?」
「あ、あれは天国のダチに向けたんす。向きはあれで正解なんす!」
とか言ってるのかな。
そういえばこういう花火って、
ライブとかと違って、見て帰るだけで、
心では感動してたとしても拍手とかしない人も多いですよね。
僕だったら拍手ないと落ち込んじゃうのに(笑)、
お客さんの反応を気にせず、
毎年最高の花火を打上げ続ける職人さんって、
クールでかっこいいよなああ。