ステーキ&シチュー | ブリーフ&トランクス 伊藤多賀之オフィシャルブログ「ホルモンは飲みにくい」Powered by Ameba

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僕が飼っていたウサギの「ステーキ」は、
いろんな事情があって、今、伊豆の実家でのびのびと暮らしている。
公式サイトとかに載ってる「オスシリンダー」の動画に映っているウサギが、その「ステーキ」だ。
過去日記2004.6.5にも、ペットショップで買った当時の記録があったんだけど、
思えば、もう5年も経ったんだなあ。

ときどきペットショップになんとなく立ち寄ると、僕はどうしてもウサギが気になり、ウサギのコーナーを見ては、「ステーキ元気かなあ」なんて思って、しばらくウサギを眺めてしまう。しかも買いそうになる。
それなら今の家でステーキをもう一度飼えばいいのに!と思いますよね。
でも、うちの狭いマンションで飼っていた時より、今の伊豆のおいしい空気と緑に囲まれた広い所で生きてた方が絶対に幸せだろうと、僕はあえて我慢している。
・・・という美しい話にしてある(笑)。

いや、実際そうなんだよなあ。前も親に「そろそろステーキ連れて帰るわあ」なんて話したら、「世話も大変じゃないし、おまえのマンションの薄暗い廊下でずっとカゴに入れておくのも可哀相だから、このままでいいんじゃない?」と言われ、確かにそうだと、思った。
ステーキ自身は、本当はどっちが幸せなんだろうと、思う。
犬とかだと態度でわかりそうなものだけど、ステーキは結構マイペースで、どこにいても、のんびり、「幸せ」そうだから、どうしても気持ちがわかりにくい。僕がときどき実家に帰って、頭をなでてあげてる時、エサをあげている時、「あ、最初に世話になってたご主人だ!久しぶりだ、嬉しいな」なんて思ってくれてるのかな?

まあ、そんなステーキに最近、友達が出来たらしい。
妹の友達がくれた産まれたてのウサギらしいんだけど名前は「シチュー」だそうだ(食べ物ばっかりじゃん!笑)。
最初ウチに来た時、実験でステーキの小屋の中に突然入れてみたら、ステーキがありえないくらいビビってたらしい(笑)。

(写真はシチューの方です)

ある日、ウサギ達を小屋から出していた時の事。
ウチにいる2匹の猫がシチューを追いかけて遊びだしていたら、ステーキがそれを見て「シチューが襲われている!」と思ったらしく、猫たちに対してパンチをしてシチューを守ったらしいのだ。
それ以来、ステーキは時々、シチューの毛繕いをしたりして仲良くやってるみたい。
母性本能が突然芽生えたのかなんなのか、その話を聞いてちょっと感動した。
ずっと子供だと思っていたステーキが、他のウサギを守ろうと、自分よりも確実に強い動物である猫に対してパンチをしたなんて、なんて勇気のある行動なんだ!!

ステーキはポーランドロップイヤーという種類なんだけど、平均寿命は5〜10年とペットショップの値札に書いてあった。今、ちょうど5年だ。そんな事を考えたくもないけど、5年と10年では大きく違うよなあ。誤差ありすぎだよな。個人的な意見ですが、そもそも平均寿命なんて買う前に表示しないでほしいですね。産まれたての動物を見て、もうその子の最後の日を想像しなくちゃいけないのか。
表示するなら「この子の寿命はあなたの愛次第です」とかどうでしょう(笑)。嘘でもいいから「頑張れば100年?ギネス記録を目指そう!」とか書いておいてほしいな。そういう意味でいくと、ステーキは最低10年、いや、もっと長く生きてくれると信じていたいものです