T 「昨日、酔っ払って爆睡してたら、小田原まで行っちゃって、

  タクシーになっちゃったよ・・・」


M 「出費だったね。」


S 「俺の知ってるヤツなんか、日比谷線で日吉に帰るのに

   終点まで行ってリターンして東武動物公園で

   駅員に起されたってのがあったな。」


M 「俺は、軽井沢まで行ったヤツ知ってるよ。」


S 「ホントかよ?」


M 「ホント、ホント。次の朝に今帰ってきたんで、

   今日は会社休むって電話があったんだもん。」


T 「バッカなヤツだなぁ。」


M 「そいつ、酒飲むとホントだらしないヤツでさ。

   毎回記憶無くしてんだよ。

   だから知ってるヤツは誰もいっしょに飲みに行かないんだよね。

   毎年、新人が配属されると新人引き連れて飲み行くんだけどさ、

   正体バレて、ハイそれまで。

   調子の良い奴等は、給料日前の金のない時だけ誘って、

   奢らせるだけ奢らせて放置してたし。」


T 「ちょっとかわいそうだな。」


M 「まあな。でも実際いっしょに飲みに行ってみないと解らんのよ、酷さが。」

   ある日、残業した帰りに駅前の屋台にヤツがいてさ、

   なぜか店主側で客をもてなしてんだよ。

   屋台の親父に店番やらされてんだよなぁ。

   俺は情けなくてなぁ。

   流石にその日に見限ったね・・・」