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『いとう伸』のオフィシャルブログ

講演家・営業経営コンサルタント、いとう伸。
講演家としては異例の口コミと紹介で年間公演数160回超☆☆☆
著書『つかみ一秒、あと楽勝!』『一夜漬け、伝わる!プレゼン』TV出演、「スター☆ドラフト会議」、「ありえへん∞世界(特別講義)」他プレス多数。


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こんにちは、いとう伸です。
先日、実家の三重県四日市に帰ったときのことでした。
帰省するときは、次男(11歳)をよく連れて帰ります。

実家の両親も喜ぶし
子どももいい遊びになるので、連れて行くのです。

ここで私の母を少し紹介します。
今年77才の専業主婦です。
畑が趣味で、毎日野良仕事をしています。

そのせいあってか、とにかく元気です。
毎日身体を動かしているので、
外に出ることに抵抗無く、
ガンガン野菜等を収穫しては、
段ボールに一杯詰めて送ってくれます。

趣味は狩猟採取。
潮干狩りやタケノコ狩り、その他山菜採りなど
帰省すると、イベントにはネタつきません。

今回は、潮干狩りに行こう!
ということで次男(11歳)を連れて
母と私、3人で向かいました。

・・・が、まだ時期が早かったのか
あまり貝が居ないんですね。

父から借りた、
潮干狩り用の長靴のサイズが合わなくて
足が痛くなったので、素足でやっていると
さすがに足が冷えて、ガタガタ震えながら必死で採りました。

午前9時半から11時半まで、
ほぼ無言でガリガリし続けること約2時間。

なんとか袋一杯くらいを
採り終えて、満足気味に袋を眺めていると
ふと違和感を感じました。


袋が軽いのです。

おかしいな・・・
いつもの重さじゃない。

そういえば、採るとき、
貝の色がおかしいな~と違和感を感じていました。
しかし、足の冷たさに気を取られて、確認することをしませんでした。

おそるおそる、貝を割ってみると・・・

ががーん!!!!!!

中身は空っぽ、貝が死んでいたのです。

まさかとおもい、
他の貝をちょっとたたいて確認すると
なんと全体の8割が、空ではありませんか!!

二時間冷たい水に素足でつかりながら
必死で採ったのに…

結局、大人二人で二時間かけて採れたのは
お茶碗一杯ほどでした。

とほほ・・・。

ガクッと肩を落としていると
母がそばに寄ってきて
「いや~楽しいな!(採るのが)少なかったから、
今から山までも行こか!!山菜あるで!」と
目をキラキラさせて言うのです。

げ・・・元気な母。
思わす笑ってしまいました。

結局その日は用事があったので山には行けませんでしたが、
母のように、毎日やりたいことがあって
創意工夫をして楽しんで生きるって
大事だなと思いました。
(もちろん、面倒臭いことも嫌なこともありますが)


単純作業でも創意工夫で楽しくなるし、
意味が無い仕事と思っていても
意識次第で大事な仕事に早変わり。

今ついている仕事が天職。

今日は何を工夫しようか?

そんな風に毎日過ごしている人と
惰性で毎日過ごしている人、
どちらが初対面・出会った瞬間に目を引くか?

答えは明確ですね。

一瞬に輝くためには、
毎日のコツコツした努力が必要です。

そんなわけで今日もしっかり目の前のことに
取り組みたいと思います。



いとう伸




先週末、大阪の自宅に戻ったときのことでした。
次男(11歳)が家にいたので
いつものように「自転車で遊びにいくか?」
と誘いました。
(あまり自宅に居ることが少ないため、
戻っている週末はなるべく一緒に過ごす時間を
作るようにしています)

すると次男
「いや、俺約束あるから」といって
さっさと出て行ってしまいました。
なんだあ冷たいな。
友達とでも遊ぶのかな?
そう思っていたのですが
夕方帰宅した次男を見てアゼン。

両手にあふれんばかりの野菜を
持っているではありませんか。
しかも収穫したてっぽい。

とっさに「それどうしたの?!」と訪ねました。
っすると・・・
「友達にもらった」とさらりと答える次男(11歳)
「友達って?」「おじいさん」

・・・
ますます謎は深まるばかりです。

どうやら、聞くところによると約束の相手は、
近所にすむおじいさんだったようです。

そのおじいさんが育てている畑を一緒に手伝っているとのこと。
すごく仲が良いらしく、
定期的に遊びにいっては耕したりとお手伝いしているらしい。

そんで収穫すると大量に野菜を運んでくる次男・・・

この年にして甲斐性ありとは
なかなかのもんです。

長男とは11歳差と、年齢がかなり離れているので、
ほとんど一人っ子として育った次男。

どこへ行っても勝手に友達を作って遊んでいます。
食料も友達も現地調達なんて…
誰に教わったんだか(笑)

子どもの友達の作り方を見ていると
とても勉強になります。

そーっと近づいていって、
にこっと笑いかける。
(つかみ)

共通の話題を探して、共感を得る。
「この砂山、いけてるよね」とか
(ラポールを構築)

そして一緒に身体を動かして遊ぶ
(絆を深める・信頼度を上げる)

子どものときって何も考えずとも自然に
仲良く慣れますね。

大人も同じです。
「人脈作るぞ!」と意気込むより、
「売るぞ!」と意気込むより、
まず人として仲良くなる、興味を持つ。

これが実は最強ですね。

次男の場合も、同い年から70歳年上まで
この方法で幅広く対応しています(笑)

というわけで、日曜日、
オチもなく息子自慢で結びます。


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それは新幹線車内での出来事でした。
出張のため、新横浜から大阪まで向かってました…。

着席して、荷物を整え、切符の点検が終わり、
さて、読書でもするかと落ち着いた頃のことです。

読書に集中していた顔をふと上げるほど、
ものすごく気になることが起こりました。

ズズズ
ビビビ
アーックっしょ!!
ピロピロ…
グリーン席には、こんな音が立て続けに鳴り響きました。

何が起こったんだ?!
まるで大合唱が始まったかのように
次々と繰り出される、おじさんたちの
生理的現象により奏でられる音楽。

私はこれを、おじさんたちの大合唱と
命名しましたが、ま~あ、とにかくうるさい。
(自分もおじさんですがw)

一番驚いたのが、
寝落ちしてても、はす向かいの人の携帯の話し声で起きてしまうほどです。
おかっしいな、ここグリーンのはずなのに・・・

人目を気にせず・・・というか、
人目の存在を完全に忘れてしまっているかのような有様です。

極めつけは、

ゲッッッッップ・・・
(食事中のあなた、ごめんなさいね)
まるで動物園です。

嫌だなあと思っていると
隣のおじさんの鼻がムズムズ。
まさか・・・くるのかくるのか?!
とびくびくしていたら案の定,ハーックしょん!
どでかい音とともにくしゃみは吐き出され…
(手も当てずに!(驚))
思わず目を疑ってしまった。
おそるおそる横目でちらりと確認。
鼻の下には、キラキラ光るなにかが
張り付いているではありませんか!
(せめてふいてくれ!)

ひえ~!!!!恐ろしいっ!
私は思わず目を閉じ、
必死にあることを考えていました…。

『もったいないよな…』

よくよく見ると、
皆様わりとかっこいい。
服や格好にも気を使っていて、
おしゃれなのです!

バリバリと働いて年を重ねられたんだろうな、と
貫禄すらある。

しかし…何故、この場であんな大きな音を出して平気でいられるのか?

マナーとか道徳とか説く気はさらさらないのですが、
これはあまりにもったいない。

…これでは、売れるものも売れません。

彼らに欠けているものはズバリ、
『客観的視点』です。

ビジネスでは、
こちらがどうしたいか?
よりも
相手はどう思うか?見えるか?が大事ですね。

・人は見た目が9割
・初対面の印象が後々の印象を決める

などと言われますが、まさに
一瞬で『つかみ』が出来ていないと、
その後何を言っても最初の印象に引きずられます。

価格とかスペックとか、
全く関係ないところでお客さんは逃げているかもしれません。

客観的視点を忘れないコツは、
とってもカンタンで、
鏡を見る、友人知人に意見をもらう、です。

※この際、嫌な事をずばっと言ってくれる人を
選ぶのが大事で、耳障りの良い事だけ言われていても進化しません。
出来れば先入観無しでアナタの事を見てくれる人が最適ですね。

私も、鼻毛が出ていないか
都度スタッフに確認してもらっています。
(なぜなら、私は鼻が高め=鼻の穴が縦に長いので、
鏡をいくら見ても角度によって見落としの危険性があるためです)

客観的に自分の身だしなみを整えている、
アナタなら大丈夫だと思いますが、
お互い気を抜かず、鏡を持ち歩いて、
チェックするようにしましょう。

それでは、またメールしますね。

いとう伸

PS
客観的視点を強化し、一瞬でつかめる人になりたいアナタへ。
『5感で相手の心をつかんで離さない超営業術!』いとう伸著
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こんにちは、いとう伸です。
東京品川駅近くの、がっつりした肉屋に来ています。
一緒に居るのは、この春から就職した長男(22歳)。

彼の勤務場所は大阪なのですが、
研修期間は東京。
せっかくなので食事をしました。

聞くところによると、研修が楽しいらしい。
しっかりした教育体制とのこと。

品川のお肉屋さんで息子と一緒に食事をし
仕事の話をして、楽しい時間を過ごす…

なんだか嬉しくって、不思議な感覚に
見舞われました。

22年前、この長男の誕生をきっかけに
脱サラ・独立したのがついこの間のようです。

「子どもは出来ないかもしれない」
そう思ってあきらめていた矢先に
長男の存在がわかり、
父として誇りを持てる生き方をしたい。

との想いから、決断しました。
あれからいろいろあったものの、
なんとか父は踏ん張ってます。

その息子が社会人になった。
しかも営業職(!)
とくに父親らしい進言もしなかったですが
息子が自分で探して自分で決めてきた就職先。

楽しく真面目に仕事に取り組んでいる
息子を見ながら「こんないい子に育ってくれて…
本当にありがたい」と心底思いました。

「親の背を見て子は育つ。」
と言いますね。
自分はどんな背を見せられたんだろうか。

決してスマートな生き方ではなかったけれども
転んでも転んでも、必死に前に進んできた。
それしか無かったけど、
それで良かったのかな、と思えました。

営業職、きっとこれから
いろんな人に出会うでしょう。

いい出会いもあれば、そうでない
出会いもあるでしょう。

いろんな体験をすると思います。
でもそれがひとつひとつ、彼の中の肥やしとなれば
嬉しいですね。

つかみは一秒だけれど
一秒のためにいろんな人の膨大な愛と時間が
かかっている。

一秒のために
多大な努力をする

そういう日頃の積み重ねが
つかめる「一秒」を築き上げるのです。

だから、かつて新社会人だったあなたも、
日々の体験を大切に、
積み上げて下さいね。

私も、
息子の姿を見ながら
こつこつと、努力を積み上げようと思います。

いとう伸


PS
息子よ、がんばれ。
大人は、責任も増えて大変なことも
多くなるが、それだけ充実している。
やりがいもある。

どんどん人生味わい深くなるから、
しっかりひとつひとつ味わいなさい。



品川の肉屋は、ここです。
⇒ http://www.tgifridays.co.jp/


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こんにちは、いとう伸です。
今月のビッグトゥモロー(5月号)に掲載されました。

春の入社シーズンということで、
「初対面で相手をつかむ、自己紹介の方法」を
お話&実演させて頂きました。

是非お読み下さいね☆



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